地方に住んでいる方で、東京に引っ越しを決めて、東京で仕事をする事が決まった人の場合、おそらく家族や友人などに対してその事を相談すると思います。
夜逃げのように、黙って家族や友人にも知られずに逃げるようにして東京に引っ越す人は殆どいないと思いますから、必ず事前に東京に引っ越す事を誰かに相談する事になります。
東京で仕事をするとか、東京の学校で勉強をするなどですね。
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その際に、特に高齢者の方から頂くアドバイスで多いのが、東京は生き馬の目を抜く場所だから、本当に引っ越しても大丈夫か？であったり、東京に引っ越すのを考え直さないか？といった感じで、結構引っ越しに対して批判的な話が多くなる傾向があります。
早い話が、東京に引っ越すのはやめて、今の状態のまま地方で生活をした方が良いといってきている訳です。
高齢者のアドバイスに出てくる、生き馬の目を抜くの意味とは？
最近の人では殆ど分からない人の方が多いかもしれませんが、生き馬の目を抜くというのは、それだけ危険な場所である事、危険な事をしようとしている状態を例えた言葉です。
相談した地方の高齢者の方が、あなたは東京に引っ越すのは危険だから考え直した方が良いであるとか、行くのであれば、気を引き締めて欲しいといった意図がある訳です。
結局、心配してそのような事を話してきている訳ですから、こういった話をしてくる人に悪意はないのですけど、実態とはかけ離れているようなアドバイスをしてくる事が多く、その際に正しい判断をしないといけません。
殆どのケースで、東京は生き馬の目を抜くとアドバイスをしてくる相手は、東京で安定した生活をした事がない人でしょうから、これは東京を勝手にイメージして主観で話してきている訳なので、正直言ってかなり大げさな話を吹っかけている状態です。
基本的に、東京はそんなに怖い場所ではありませんし、普通に生活が出来る人で、東京の仕事のレベルについてこれる人であれば、なんら問題なく普通に生活できますし、実際に殆どの人がそんな状態で地方から出てきています。
結論から言えば、誰でも東京に引っ越して、東京で生活する事はできるのですが、能力が地方レベルであれば、地方の時よりも大幅にダウンした生活環境で生活するか、そのまま地元にリターンしないといけなくなります。
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生き馬の目を抜くの意味が、地方と同じレベルで東京に行ったら、身ぐるみ剥がされて資金ショートして地元に逃げ帰る事である意味なのでしたら、普通に正しい意見になりますが、これに関しては、能力の低い人が東京に引っ越す事自体普通はないので、よほど冒険をしている人限定でしょうね。
東京は能力の高い人ほど上限が無いので豊かになります。
地方にいる場合は、ある程度の上限に達するとそれで満足になり、それ以上を求める人も少なくなりますし、上限自体が低いため、簡単に地方で満足できる最大の生活が出来るようになります。
例えば、地方で手取り20万円の仕事についたら、その時点で富裕層に該当するようなポジションの人になっている地域も多く、地方では10万円の家賃を超えるようなマンション自体が殆どありません。
よって、家賃が10万円のマンションに住めば、それ以上の生活レベルは用意されていませんし、車もベンツやBMWを購入しておけば、地方では普通に高級外車としてつうよするのです。
しかし、東京ではそのようなレベルでは普通の庶民ですから、一番最初のスタートラインに立っている、新卒で採用された人と殆ど変わらないのです。
家賃にしても上限は500万円を超えている物件も普通にありますし、車もマクラーレンだの、ロールスロイスだの、5000万円を超える車も沢山あるため、BWMやベンツなどはよほどの限定車両を除いては、普通のカローラと変わらないのです。
そのため、地方で出来る人と呼ばれている人であっても、よほどのブラック企業を除いては、東京に引っ越した時点で、最初のスタートラインに立つレベルですから、地方にいた時よりも高い結果を常に求められる事になります。
馬に乗って走り続けて、周囲の障害物などに目を抜かれないように、地方にいた時よりも何倍も働いて結果を出さないとダメであり、それができないのであれば、馬の目が抜かれてそこで落馬して終了という意味なら、生き馬の目を抜くの意味は正しいと言えます。
ただし、地方以下の生活、地方以下の仕事でも良いのであれば、東京でも海外でもどこでも生活はできますから、地方にいた時よりも向上心を持って何かをしたい人には、生き馬の目を抜かれないように、地方の高齢者のお話を真剣に聞いた方が良いですね。
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