年会費が必要なスーパーコストコの欠点|不便な場所にしか店舗がない

これまで日本ではあまり考えられなかった買い物をするには年会費が必要になり、業務用のような巨大な食品を比較的安めの金額で販売している画期的なスーパーがご存知でコストコになります。

コストコで販売されているティラミスを最初見たとこにはギャグであつかっている人寄せの商品なのかと思ったら、実は普通に毎日売られているティラミスだったので驚いた事があったのですけど、他のデザートのプリンとかも異常に大きいです。

 

ホームパーティーを頻繁にする人ならコストコは大変便利。

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ホームパーティーをする際に料理を作るのが下手な人とか、料理をするのが面倒な人であればコストコで食品を調達すると、それだけでお寿司からサンドイッチ、チキンやピザ、ドリンクお酒など、あらゆるものが参加者全員の分がかなり安く普通に用意できるのです。

頻繁に自宅に人が沢山集まって食事を食べて遊んだりする人であれば、年会費を払ってもコストコで買い物をしたほうが手間暇もかからないですし、安くなりますからお手頃といったところでしょうか?

ただ、多分コストコの名前は知っていても、実際に店舗に行った事がないし、どこにあるのかも知らないって人が案外沢山いらっしゃると思いますし、いまいちピンとこない人も多いとおもいます。

 

コストコはその巨大さ故に不便な場所にしか店舗がないのです。

 

コストコの名前は聞いた事があっても、実際に店舗に行った事がないし、店舗を見た事がない人も沢山いらっしゃると思いますけど、それもそのはずであり、コストコの店舗は車で移動しないといけない不便な場所にあるからです。

この辺り、似たような話として巨大な外資系家具屋であるIKEAによく似ている通り、巨大な店舗で大きな商品を販売する以上、それなりの敷地面積が必要になる為、都心のど真ん中の便利な場所に店舗を出す事ができないからです。

従業員などが利用するバックヤードもそれなりのものが必要になりますから、都心のタワーマンションでよく見られる1Fのテナント部分にコストコが進出することはないという訳ですね。

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そもそも、コストコ自体が車で買い物をすることを前提としているようなスーパーですから、自転車でその辺のおばちゃんが買い物に行くような感覚で行く人はいませんので、がっつりとした買い物をする人くらいしか行かないのです。

 

倉庫のように巨大な店舗の近くに住んでいる人以外は気軽にいかない。

 

まあ、近隣に住んでいる人であれば、徒歩でコストコの店舗に行くでしょうけど、徒歩で移動できる目と鼻の距離なら、IKEA船橋店前の大きなマンションに住んでいる人がIKEAに歩いて食事をしに行くように、どのような店舗であっても同じですね。

一見便利に見えるコストコなのですが、車を所有していない人であれば、その店舗を見た事がないし、店舗に一度も行った事がないのは当たり前なのかもしれません。

ただ、単価の安い土地を有効利用して、地域を活性化させる訳ですから他の地元のスーパーを壊滅させるようなAEONなどと違って、コストコの場合はきちんと住み分けができているのが素晴らしいところです。

コストコでも地元のスーパーと似たような食品の販売もされていますけど、普通の地元密着型のスーパーや商店街とコストコの商品や利用客がかぶることは殆どありませんから、それが面白いのです。

そんな感じで、コストコのことを知っている人は年会費を払って気軽に利用してるのですけど、車を持ってないコストコを知らないとか利用した事がない人は、全く利用しない訳なので、新規の客層開拓が頭打ちになってしまいます。

どのようなスーパーであっても、同じ人だけをぐるぐる回していると必ず、客数は減ってきますからある程度は新しい客層を取り入れないといけないのですが、その辺りもコストコはうまくやっているようなのです。

東京にお住いの方であれば、コストコを知っていても車を持っていないので海浜幕張まで移動する事ができない人も多く、コストコの商品を購入した事がない人も沢山いるのですが、そういった人を対象にした営業がよくされています。

それでは次回に続きます。


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Updated: 2015年12月28日 — 11:27 AM