東京というのはその立地上、大きな河川が沢山あり、東京湾という内湾がある為、かつての時代から船を使った交通が盛んであり、それは今の時代になっても受け継がれていて、東京は船であちこちを移動できる様になっています。
ただ、江戸時代よりも以前にあった船渡しなどは現在は無くなっているのですけど、もっと大きな距離を船で移動できる様になっているので、やはり船で移動もできるのが東京なんですね。
案外知らない人も多いのですが、東京は定期便の船が沢山ありますので、船で都内の各地を移動できますから、興味があれば一度利用してみるのも良いかもしれませんが、いかんせん船は料金が高くて移動速度が遅いので、大半の方は電車を利用される様です。
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大体、料金は電車の2倍以上の金額になり、移動時間や待ち時間を入れると電車で移動した際の数倍のコストがかかりますから、観光目的であるとか、船に乗りたい人以外は東京で船で移動している人はあまりいない様です。
東京に来たら船に乗って都内を移動してみよう。
それで、船が好きな人であれば、時間がかかっても船に乗って都内を移動できる訳ですからそちらに興味がある人もいるかとは思いますが、都内のどこでも移動できる訳ではありません。
例えば、浅草から浜離宮には船で移動できても、浅草から渋谷までは船で移動することはできません。
渋谷の地下には大きな河川があるとは言え、現在は船で移動できる手段が全くありませんから、当然といえば当然ですが・・・。
では、どこからどこまでなら移動できるかといえば、船での移動のメインになるのがやはり、有名な浅草ではないでしょうか?
浅草から船なんてでているの?と思う方もいるかもしれませんが、隅田川を下る船のルートが安定して稼働していますので、浅草をスタートかゴールに設定しているのであれば、問題なく船で移動することができます。
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ですかあ、観光などで浅草に行かれる方であれば、船での移動も視野に入ることになりますので、浅草からどこに船で移動できるのか?を知っておくと便利です。
浅草から浜離宮や日の出埠頭、豊洲、お台場方面に船で移動が可能です。
では、浅草から船に乗るのは良いのですが、そこからどこに行けるのかといえば、隅田川を下って出口あたりにある、日の出埠頭、浜離宮などであり、ここからおがさわら丸に乗り換えれば、普通に小笠原諸島に移動することも可能です。
日の出埠頭などではシンフォニーなどのレストラン船などが3便くらい定期的に出ていますから、ここからちょっと大型のクルーザーに乗り替えて、東京湾を船で散策することも出来ますが、これが結構面白いのです。
クルーズ船と言っても飛鳥2のような巨大な豪華客船ではなくて、若干大きめのスーパーヨットの様なクルーザーですし、普段着で気軽に乗れるのも良い感じの会場レストランといった船になります。
最近やたら再開発がされている豊洲にも船で移動することができるのですが、ららぽーという商業施設前の船着場に到着しますし、そこから豊洲駅までは結構近いですから、乗り換えにも便利ですね。
あとは、ご存知お台場方面ですが、こちらは全面が島状態の立地ですから、お台場海浜公園、パレットタウン、東京ビッグサイト、船の科学館前(一部)など他よりも多くの場所に船で移動することができます。
一部、卑弥呼というちょっと変わった近未来デザインの船もある為、若干料金は高めですけど、せっかく東京に観光に来たのであれば、一度は乗っておいても損はないかもしれません。
地方の場合、船でこれほどあちこちを移動できる様な場所は滅多にありませんので、江戸時代よりも以前から船での移動が当たり前だった東京は、今の時代であっても船での移動が成り立つ訳なのです。
安ければ600円くらいで乗れる訳ですから、ぜひ、一度は良い船旅を!
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