東京でプレジャーボートは購入しないほうが良い?|無理はしない事

殆どの方にはあまり関係無い話になるのですが、東京は東京湾や大きな河川が沢山あるため、古来から船を使った往来が盛んに行われていた様な地域であり、それは今の時代になっても面影が残っています。

ですから、東京に引っ越してきた際に個人でマイボートを持っていれば、東京湾をベースにいろいろな場所に移動することが出来ますし、やろうと思えば式根島とか大島あたりにも船で好きな時間に移動することが出来ます。

それを考えると、個人でプレジャーボートを購入しておけば、他の地域に住むよりも効果的にプレジャーボートであちこちに移動できますし、東京でしか出来ない体験もできる訳ですから大変良いのですが・・・。

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お金が有り余っている人なら東京で船舶の所有は大変おすすめです。

 

よほど金銭的な余裕がある人であるとか、税金対策でプレジャーボートを購入したい人以外は、東京で船舶は購入しないほうが無難ですので、一度真剣に考えて判断をされたほうが良いと言えます。

ただ、お金が本当に有り余っている人の場合は、東京で船舶を保有していると他ではできない時間の使い方が出来ますから、是非とも購入したほうが良いですから、船舶を購入しないほうが良い人というのは、ギリギリの予算とか借金をしてまで購入しようとしている人の話になります。

プレジャーボートとかヨットというのは車とは扱いが全く異なりますからね・・・。

 

維持費が半端ではなく高額なプレジャーボート。

 

東京で船舶を所有する場合、地方と異なるのが係留時の費用であり、これがかなりの割高な東京価格になっている為、大きな船を購入するほどその負担が増える事になりますから、感覚でいえば別にマンションを契約している様な感じの負担になります。

大体、一般的な家族4人連れで楽しめる様な大きさの船舶であれば、年間で60万円から100万円くらいの係留料金が必要になりますので、その費用を問題なく払えるかどうかが最低限の維持費になります。

また、燃料代も車の比ではありませんから、一回海出るたびに数万円から数十万円の燃料代がかかる事になりますので、それも安定して支払える人で無いと、プレジャーボートを購入したは良いのですが、全く動かせない牡蠣の養殖場に高い維持費を払うだけで終わってしまいます。

 

マリーナで販売しているガソリンはとても割高な金額で売られています。

 

特に係留しているマリーナで販売しているガソリンはボッタリ価格と思えるくらい高額ですし、レギュラーガソリン自体を扱っていない場合もありますから、レギュラーガソリン対応の船舶であっても高額な割増料金のハイオクを購入しないといけない事も多いのです。

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所有しているだけでも、本当にお金がかかりますから、それを安定して支払える人で無いのであれば、手を出すべきものではありませんが、逆にその負担が余裕であるなら殆ど別荘の様な感覚で利用できますから、税金対策も兼ねて購入しておくと便利ですね。

プレジャーボートを経費で購入する様な場合、その殆どが福利厚生扱いですし、そういった船は最初から乗る事が目的では無いので、マリーナに行けば船底に牡蠣や海草が沢山付いているのでそういった人たちが多いのもよくわかります。

 

東京湾は広いのに係留できる場所が殆ど無い事に気がつきます。

 

東京でプレジャーボートに乗ってあちこちに移動する様になると、そのあたりに船を係留して丘に上がって食事をしたり何かを楽しんだりしたいものなのですが、そう言った使い方は残念ながらできません。

地方でしたら、適当な感じで好きな場所に船を止めたりしても問題が無い事が多いのですけど、東京の場合はその様な事が出来ませんから、係留が認められている場所で無いと船を一時保管する事が出来ません。

また、船が係留できる場所自体が殆ど無い事や、その料金も割高な金額に設定されている為、結局船に乗ってもその辺をブラブラするだけで、何もする事がなくすぐに飽きてしまう事もありますから、目的がハッキリしていないと手を出さないほうが良い訳ですね。

 

具体的にプレジャーボートの利用目的がハッキリしているかが重要。

 

具体的に釣りがしたい様な人は、羽田あたりの穴場に移動して大物を狙ったりも出来ますから、プレジャーボートがあれば大変有用的に使えるのでしょうけど、単に船でブラブラしたいとか、そういった人の場合はかなり早い段階で飽きてしまう事が予想されます。

東京湾を出て外洋を渡るには3000万位の32ft以上の船で無いと天候によっては危険な事もあり、結局、東京湾をブラブラするだけなら、シンフォニーなどのレストラン船や遊覧船に乗ったほうが安くて豪華で便利である事に気がつく訳です。

お金が沢山ある人の場合はヤマハの38フィートのプレジャーボートを購入しておけば、大島とか式根島あたりまで高速移動しながら釣りをしたり、船中泊を楽しんだりして大変有用なのです。

しかし、無理をしてギリギリ28フィート以下の中古船を狙っている様な人であれば、多分途中でお金も尽きてやる事もなく、中古で売却しても10分の1位以下の金額なり後悔する可能性が高くなりますから、そちらも注意が必要です。


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Updated: 2016年2月4日 — 2:04 AM