東京ではタワーマンションが沢山建設されていますし、これ以上タワーマンションを建ててどうするの?と思えるくらい本当に沢山のタワーがタケノコのように作られています。
そこまでマンションの需要があるのかどうかについてはどうでも良い話なのですけど、タワーマンションは比較的新しい建物であることが多いため、多くの物件に空調管理システムが導入されています。
もちろん、低層マンションでも導入されている物件は多いのですが、古い物件などはそのようなもの自体がありませんから、エアコンを使う際の空気が抜ける穴が壁に空いている程度でしょうか?
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24時間空調管理システムは目立たないけど大変便利な設備。
タワーマンションであればほぼ全ての物件についているであろう24時間空調管理システムなのですが、これはあまり目立たない設備なのですがあると大変便利な設備ですから、これが付いていない物件よりもついている物件の方が良い訳ですね。
こちらの設備がどのようなものかと言えば、その名の通り24時間空気の入れ替えを行う設備のことであり、外から新しい空気を常に取り入れていて、室内の空気を24時間常に外に出しているような流れになります。
よって、空気の入れ替えが自動的に行われているので、人がすまない住宅は傷みやすいといった状態になることがなくて、人が毎日窓の開け閉めをしているのと同じような状態になります。
一般住宅でも、それなりの物件であればこちらの24時間空調管理システムがついている物件も多いでしょうから、その場合は人が住んでいないくても自動的に空気の流れができます。
24時間空調管理しているということは外の空気が入っているということ。
外の空気を常に室内に取り込んでいる訳ですから、その際に発生する問題点と言えば、空気中の汚れなどもそのまま室内に常に入ってくるということになりますので、そのまま何もしていないと色々と問題が発生してしまいます。
空気の入れ替えくらいに考えすぎだろう?と思うかもしれませんが、東京の空気汚染を軽くみてはいけません。
24時間空調管理システムの周辺を見ると、1ヶ月程度で黒い煤で真っ黒になりますから頻繁に掃除をしないと壁紙周辺も真っ黒になってしまいますし、あれだけ車が沢山走行している訳なので、排ガスなどの汚れの粉塵が大量に空気中に舞い上がっていてもおかしくないのです。
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空気の汚れを除去するフィルターがないと大変なことに・・・。
そこで24時間空調管理システムには、フィルターという外の空気の汚れを除去するものが必要になりますので、それを定期的に交換しながら利用していくことになるのですが、そのフィルターは1ヶ月で本当に真っ黒になります。
真っ黒になったフィルターを見ながら、このような汚染された空気を普段から吸っているのかと思うと思わずぞっとしてしまいますし、これなら地方に移住したほうが良いのでは?と心配すらしてしまうくらいの汚れです。
ちなみに、新品のフィルターをセットしてから1ヶ月後にそれを見ているだけで、将来肺がんになってしまいそうなくらいの凄まじい黒い汚れになっていますし、フィルター設備の中は真っ黒い煤で覆われていますので、煙突の中のようです。
タワーマンションに訪問してくるフィルター販売業者は利用しない。
こちらの、24時間空調管理システムのフィルターなのですが、普段生活をしているとすっかり忘れていることが多くて、気がついたらフィルター周辺の壁紙が真っ黒になっていて気がつくこともあります。
興味がない人は、いちいちフィルターのことなど気にしませんし、まさか1ヶ月で交換しないといけないくらい真っ黒になるとは思わない訳ですから仕方がないのかもしれません。
そういった人たちを対象にして、フィルターを販売していると名乗る業者が結構訪問してくるのですが、この類の業種が扱っているフィルターというのはあまり性能がよくないのにかなりの高額な金額に設定されています。
無知な相手に高額で物を売りつけるのは訪問販売の基本です。
よって、こういった業者から購入するのはお勧めできないのですが、かといって交換用のフィルターがどこで売られているのかも分からないといった現状もあるので、何か良い方法がないかと考える訳ですね。
そこで役に立つのが熱帯魚の水槽に設置するフィルターであり、これをうまくカットして利用すると格安の料金で、もともと設置されていたフィルターよりも高い性能で粉塵を除去することができますのでお勧めです。
ただ、もし契約上、もしくは構造上、専用のフィルター以外はつけれないような設備の場合は、マンションの管理者に相談してどうするかを決めておいたほうがあとあとトラブルもなく無難ですので、ご注意ください。
是非是非、利用してみてください。
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