タワーマンションの眺望は将来変わる可能性がある|要注意事項

東京のマンションと地方のマンションの大きな違いというのは、イメージで言えば東京には巨大なタワーマンションや豪華な低層マンションが沢山あり、地方にはそれ以外の一般的な団地の様なマンションが多い印象がある感じでしょうか?

まあ、大体はそんな感じで東京都心には地方には殆ど見られない巨大なタワーマンションがそれはたけのこの様に沢山建設されているのは事実です。

タワーマンション自体が地方にはほとんど存在していませんので、東京を含めた土地単価が高くて人口が多い大都市だけに建設されている類の建物ですから、地方の場合は山形県の某タワーマンションを除いて殆ど建設自体がされていません。

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単価が安い土地が余っていて人口も少ない地方でタワーマンションを建設するメリットは殆どありませんから、それなら一戸建てを建設して庭付きの広い家にしたほうが良いわけですね。

 

 

タワーマンションの売りの一つに眺望をアピールしている物件が多い。

 

東京のタワーマンションのよくあるセールスポイントの一つに、都会の立地と高さ100メートルを超える巨大な建造物であることから、ベランダやリビングなどの窓から見える景色の眺望を最大の売りにしている物件がよく見られます。

ただし、誰でも高い場所が好きなわけではありませんから、高い場所があまり好きでない人であれば、一日中カーテンを閉めているでしょうからどうでも良い話なんでしょうけど、高い場所からの眺望が好きな人であれば結構重要なポイントになります。

その様な事情がある為、マンションの物件をセールスをする業者たちも、タワーマンションから見える眺望を色々と細かく書いている物件が多く見られますし、タワーマンションであるほど実際に眺望は重要視される傾向にあります。

ただ、このタワーマンションの眺望については、購入時や賃貸契約時には確かに眺望が気にいるくらい良いものであっても、それが永続的に保障されている訳ではありませんから、将来的に眺望が変わってしまうことがあることは覚えておいた方が無難です。

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タワーマンションの眺望は将来変更になる可能性がある?

 

タワーマンション自体がその場所から移動することはありえませんから、何もしなければベランダや窓からの眺望が変わることはないのですけど、その周辺環境は時代と共にどんどん変わっていく為、契約時にはなかった障害物が将来的に眺望をさえぎる可能性があります。

眺望をさえぎる障害物というのは大抵が同じタワーマンションであり、これまで花火大会などがベランダやリビングから見れていたので気に入っていたのに、いつの間にか花火大会の方角をさえぎる様に巨大な58階建てのタワーマンションが建設されることもあるわけです。

そうなってしまうと、契約中の部屋からの眺望は目の前のタワーマンションのどこの誰が住んでいるかも分からない部屋のみとなりますから、正直言って眺望を期待してその部屋を契約した人はストレスしか感じない部屋になってしまう可能性もあります。

 

眺望が絶対に変わらないマンション以外は変わるのが当然と思ったほうが無難。

 

眺望が向かいのタワーマンションになるのであれば、エレベーターの移動が面倒な高層階ではなくて、お気軽な低層階にしておいたほうが良い訳ですから、これなら他の物件を選んだほうがよかった・・・となってからでは遅い訳なのです。

ただ、この眺望が変更される可能性については、パークマンション千鳥ヶ淵のように目の前の眺望が皇居であるとか、絶対に他の建物が建設されない立地以外はどうなるかわかりませんから、それを踏まえて物件を慎重に選ぶ必要があります。

タワーマンションの眺望を目当てに物件を選ぶ際には、眺望が変化した際には引越しをするくらいの感覚で賃貸物件を選んで定期的に引越しをしながら生活をしたほうが良いかもしれませんし、実際にそういったライフスタイルの人もいらっしゃいます。


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Updated: 2016年3月22日 — 1:42 AM