湾岸ミッドナイトに出てくる湾岸と国道357号線の違い

東京にはそれは覚えるのが大変なくらい数多くの道路があるのですけど、その中でも結構有名なのが千葉県と東京都を結んでいる湾岸道路（国道357号線）ではないでしょうか？

まあ、有名と言っても湾岸道路自体をよく分かってなくて、湾岸ミッドナイトという漫画の影響でその名称は知っているといった感じの人もいるのではないかと思います。

首都高速道路の湾岸と国道357号線の湾岸を勘違いしてしまいそう？

湾岸ミッドナイトに出てくる湾岸というのは首都高速道路の湾岸線（Bの標識）ことですから、一般道路である国道357号線の湾岸とは異なる道路なのですけど、湾岸と言う名称が同じで、更には全く同じルートに並列して設置されているので知らない人が聞くと紛らわしいのです。

※イメージ的には首都高速湾岸線の左右を挟んで一般道路である国道357号線が同じ区間に渡って設置されている感じになります。

こちらの湾岸道路（国道357号線）というのは高速道路や首都高速のすぐ横に設置されているのですが、高速道路や首都高速道路よりも速度を出して走行をしている車ばかりですから、結構不思議な光景を目にすることになります。

首都高速道路の制限速度は高速道路とは異なりますので要注意。

制限速度が実際には一般道路と変わらない首都高速道路はともかく、上限が100キロである高速道路の車よりも隣の一般道路の車の方が速度を出して走行している時点で何かがおかしい気がしますが、世の中そのようなものです。

首都高速道路の制限速度は60キロなのですが、湾岸線区間だけは80キロに設定されている標識が確認できますけど、こちらも速度を守って走行している車は皆無と言っても差し支えないくらいですから困ったものです。

国道357号線、湾岸道路の速度違反については、それが日常になっていて警察も重点的に取り締まりをする気配が全くなく、逆に法定速度で走行していると煽られたり、クラクションを鳴らされたり、大変理不尽な環境が自然に用意されています。

湾岸ミッドナイトに出てくる湾岸は首都高速湾岸線の事をいいます。

漫画の中でも頻繁に出てくる湾岸というのは、一般道路である国道357号線のことではなくて、首都高速道路の湾岸線を指しているわけなのですが、単純にどちらの道路も湾岸の名称で通用するので土地勘のない人だと余計にわかりにくいかもしれません。

また、一度も首都高速道路の湾岸線、357号線を運転したことがない人であれば、更に混乱してしまうかもしれませんので、出来れば両方の道路を実際に運転してみて、何がどう違うのかを理解するのもありですが、この辺りは地元以外の人だと本当にわかりにくいのです。

それで、湾岸ミッドナイトに出てくる湾岸と国道357号線（湾岸）の違いが何かと言えば、単純に信号や一時停止がほぼなくて高速道路と繋がっている首都高速道路の真っ直ぐな直線が漫画の中の湾岸の意味になります。

ただ、人によっては湾岸の意味が全く違ってくる場合もありますから、湾岸といった名称の道路を話している人がいれば、それは一般道路なのか首都高速道路なのかを事前に確認しておいた方が良いかもしれませんね。