地方であっても主に関西側ではなかなか見ることが出来ない魚としてはニジマスが有名なんですけど、こちらについては本来日本に生息していた魚ではなくて、海外から導入された外来魚になります。
その後、日本の湖などに放流されて、そこで帰化することになる訳ですが、不思議なことにニジマスについては、殆ど問題視されることもなくて、逆に積極的にニジマスを推薦するような状態になっているが面白い所です。
本来、日本に生息していない魚な訳ですから、どのような魚であっても日本の河川や湖などに放流するのはよくないことになりますし、最近では金魚であっても放流するなといった事件がありネットで話題になっていました。
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外来魚のニジマスを駆除しようと言った運動は殆ど見られない不思議。
ニジマスの場合、悪名高いブラックバスとは異なり、商業的価値が高くて、早い話が食用として利用できますし、それで換金できる為、人間の都合でこの魚だけは外来魚なのに駆除をしようと言った活動が殆ど行われていません。
ただし、水がきれいで水温が低い場所でしか生息できませんので、ブラックバスやアメリカザリガニのように、どこにでも繁殖する訳ではありませんから、その辺りも利害関係者にとっては都合が良いのかもしれませんね。
そんな感じのニジマスですから、仮に放流したとしてもどのような場所であっても生息、繁殖できる訳ではありませんから、東京都内でニジマスを釣りたいと思った場合、もはや奥多摩に行くしかないといった現状があります。
埼玉県などでよいのであれば、管理釣り場に行けばニジマスを釣ることが出来ますが、管理釣り場の雰囲気が受け付けないとか、スレてなかなか釣れないニジマスを見るとイライラする人には向いていません。
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また、夏場の埼玉県の気温は異常に高くなりますから、汗だくになり管理釣り場で釣りをすることになりますので、それなら涼しい奥多摩に行ったほうが良いと言った話になります。
奥多摩でニジマスを釣る場合は当然お金が必要になります。
東京から車で片道4時間前後で到着できる奥多摩地方なんですけど、こちられっきとして東京都なので、一応東京都内になります。
あとはネットで調べれば分かるのですが、奥多摩の場合は人工池のような管理釣り場ではなくて、自然の奥多摩の河川をせき止めて吹き溜まりのような深みを作っていて、そこにニジマスを放流して釣りをすることになります。
当然、養殖されたニジマスを狭い場所に放流する訳ですから、放流からすぐの時点では入れ食いのように簡単に釣れますし、餌釣りが基本なので小さなお子さんでも楽々釣ることが可能です。
管理釣り場とは違い、奥多摩の自然の中でニジマスを釣る訳ですから、暑い夏でも埼玉県の管理釣り場で釣りをするよりははるかに涼しくて空気も良いので、雰囲気もバッチリです。
奥多摩でのニジマス釣りは蚊が沢山飛んでくるので要注意。
ただし、蚊がものすごい沢山飛んでくるので、虫よけスプレーや蚊取り線香を大量に持参しておく必要がありますし、転んだりした場合を備えて、キチンとした靴や服装でないと大怪我をする場合もあります。
奥多摩ですから、クマ、イノシシ、シカ、などが出没する可能性はありますけど、ニジマス釣り用ができる場所では、それらの動物と遭遇することは殆どないでしょうから、こちらに注意する必要はありません。
注意するのは「蚊」です。
東京都内でニジマスを釣りたい場合、もはや奥多摩に行くしかありませんし、お金を払ってからでないと釣りをすることすら出来ませんから、それを踏まえてからニジマス釣りの準備をしておくことになります。
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