東京都内のバスは一律固定料金なの?|地方との根本的な違い

地方のバスを使っている人であればご存知だと思いますが、バスの運賃というのは、最初にバスに乗るときに入口付近にある整理券を取得して、降りるバス停でその整理券を使った際の料金がバスの運転席あたりに表示されているので、その料金を支払います。

大抵は、どこに行ってもこのような仕組みでバスの料金を支払う仕組みになっているのですが、東京の場合は全然違っていて、バスに乗る際に整理券というもの自体が存在しておらず、最初に利用をする際に戸惑う人がいるかと思います。

 

地方から始めて東京に来てバスを利用すると戸惑う?

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多分、地方から始めて東京にきた際に、電車ではなくてバスを利用する人もいらっしゃるかとは思うのですが、その際に地方の感覚でバスの整理券を取ろうとしたら、どこにもそんなものは見当たらないのと焦ってしまうのは当然ですね。
東京のバスが整理券が必要が無い理由ですが、それはとても単純であり、単に運賃が200円プラス消費税の固定料金になっている為、距離で運賃が変動する地方のバスのように整理券というものが必要無いからです。

この、どれだけの距離を利用しても200円と消費税分の費用固定というのは、大変便利な支払い方法であり、地方のバスで見られるようなキセルや乗客のインチキに悩まされることもありませんし、利用する方も200円とちょこっとの小銭を持っていれば良いので、利便性が良いのです。

 

地方のバスが一律料金で運営できない理由も簡単。

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東京のバスのように最低限度の一律料金で運営すれば、運営元も利用者もお互いメリットがある訳ですから、地方のバスもそれをしたほうが良いような気がする人もいるかもしれませんが、まずそうなることはありません。

その理由はとても簡単で、利用者の数が全然桁違いに違いますから、整理券を使って距離ごとで料金を支払うような仕組みにしておかないと、一律料金の場合でしたら、たった数人を乗せて何十キロもバスは移動しないといけません。

そんなことをやっていたら、バスの運営会社は大赤字になってしまいますから、必然的に利用している距離に応じて、個別に料金を設定している訳ですし、それでもあまりの利用者の少なさから経営も芳しく無いバス会社もあります。

 

人がたくさん集まる場所ほど利便性がよくなるのが交通機関。

 

地方から出てきて、始めて東京のバスを利用する際には、固定一律料金であることから、若干手間どうかもしれませんが、その後は別に難しいこともありませんから、快適にバスを利用できるかと思います。

ただし、地方だろうと東京だろうと、基本的にバスの料金の支払いは現金が基本ですから、小銭は持っていたほうが良いですし、現在は消費税分の値上げの小銭が大変うっとおしくなっています。

SUICAに対応していれば良いのですが、PASMOだったかな?、東京で電車を利用している人であれば興味が無いような電子マネーにしか対応していない、そもそも現金しか対応していないバスが殆どですから、電車とは異なり、バス利用の際には小銭が一番です。


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Updated: 2016年9月9日 — 7:50 AM