タワーマンションを契約する前に|低層物件を見てみよう

見た目で堂々とした巨大な姿を感じるタワーマンションというのは、見るからに高級で凄そううな物件に見えるのですけど、東京では低層型のマンションの方が高額で内装も豪華になります。

東京都内の一部の高額な低層マンションの内装は本当に豪華に作られていて、設備もこれ以上ないくらいの良いものが揃っているのですが、それに伴い価格もかなり高額な金額に設定されていますので、普通の人では賃貸ですら契約できません。

家賃も50万円以上でワンルーム、100万円以上でファミリー用の間取りになっている事が当たり前の世界ですし、大抵は分譲賃貸タイプになっているので、個別のオーナー物件になります。

スポンサードリンク




 

普通の一般人には逆立ちしても無理なのが高額低層マンション。

 

よって、都内の高額な低層マンションの分譲タイプの購入などは、普通の人にとっては夢のまた夢の話になりますけど、その辺のタワーマンションであればそこそこ設備もしっかりしていて、建物もしっかりしているので身分相応としてそこを選ぶ事になります。

よほど高い場所が好きな人でしたら、何が何でもタワーマンションの最上階にこだわるのかもしれませんが、大抵首都高速が近くにあるとか、JRなどの駅が近くにあるとかで、騒音や空気の汚れ、人が騒がしいなどの騒音の問題などがあります。

それにひきかえ、都内の高額な低層マンションの場合は、近くに首都高速などがなくて静かな住宅街に建てられている事が殆どで、JRなどの駅も近くにありませんので、騒音問題はかなり控えめになっています。

 

そもそも電車通勤しない人たちなので駅の近くである必要性は全くない。

スポンサードリンク




 

電車通勤を主体とした立地的なメリットは高額な低層マンションにはありませんけど、そのような必要のない人、早い話が車で移動をする人が住むべき物件ですから、近くにJRの駅がある事自体がメリットにならないのです。

大抵は、一番近くにある駅というのは地下鉄のこじんまりした駅になっていて、電車の騒音や駅の騒音はありませんから、窓を開けた状態で生活をする事ができますし、首都高速が近くにないのも全然環境が違ってきます。

首都高速が目の前にあるマンションの場合、ベランダは掃除をしないと黒い煤で真っ黒になったり、洗濯物が汚れたりするのですが、網戸がある場合は網戸がすぐに真っ黒になり、窓ガラスも黒く汚れてしまいます。

 

タワーマンションは周辺も含めて見た目はバッチリでも低層の方が良い?

 

興味があれば、都内のタワーマンションよりも、低層マンションを見て回ったほうがよろしいかとは思うのですが、周辺の道路事情に関して言えば、電柱や電線があまり見られる道路が整備されているタワーマンションのほうが良い人もいるかもしれません。

高額な低層マンションの周辺道路は古くて狭く、電柱や電線が沢山あるのが普通ですから、完全に整備されていないというか、タワーマンション周辺の道路のような整備はおそらく今後もされる事はないのではないでしょうか?

低層マンションが契約できるくらいの金銭的な余裕がある人であれば、タワーマンションよりも、静かでJRの駅や首都高が近くにない高額な低層物件を見て回ったほうが、結果的に要望に合った物件が見つかるかもしれません。

お金が厳しい人は庶民向けのタワーマンションでも十分すぎる設備と間取りは保障されますので、そちらでよろしいかと思います。


スポンサードリンク






Updated: 2016年9月29日 — 7:36 AM