東京のよくわからない風習の一つ|礼金について

関西で生活をしている人であれば、多分あまり聞いたことがないのではないかと思うんですが、東京には礼金と言った関西ではあまり聞かないような不動産関係の支払いの際に発生する独特の請求が今でも行われています。

関西でも礼金に該当する支払いがあるのかもしれませんが、これまでそのような話は聞いたことがありませんので、関西全体としてみた場合、あまり礼金と言った物自体が存在していないものだとは思います・・・。

 

礼金って一体何のこと?

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この礼金というのは、東京でマンションを契約する際に、賃貸契約を結ぶ立場の人が貸主である大家に対して、一ヶ月分前後の家賃の費用を無条件で支払うと言った類の請求であり、例えば家賃が10万円の場合は、10万円の費用を礼金として契約時に支払います。

契約時には2ヶ月分前後の家賃と、実費の家賃、それ以外にも敷金を収めますし、それ以外にも1ヶ月分不動産業者に仲介手数料として支払っているけど、それが礼金ではないのか?と疑問に持つ人もいるかもしれません。

しかし、これは礼金ではなくて、あくまで不動産着者に対する紹介手数料になりますから、更にそれとは別に家賃の1ヶ月分のお金を上乗せして契約時に支払うことになりますので、礼金がない関西と比べると、初期費用がかなり割高になることが多いのです。

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なぜ、借りるほうが礼金を払わないと行けないのか?

 

普通の商売でしたら、何か商品を買ってくれるお客さんにたいして、商品を売ってやっているんだから、上乗せで礼金も払えといった状態になることはまずありませんので、完全に不動産に限定した話になるのですが、本当に不思議ですよね。

まだ、商品を買ってもらっている業者の方からお礼にどうぞと、若干の色を付けてくれるなどでしたらわかるのですけど、そうではなくて、お金を払っている方がありがとうございましたと、決して安くもないお金を上乗せで支払う理由とは何でしょうか?

東京で蔓延している礼金については、かつては部屋を借りたい人が部屋を貸したい人よりも圧倒的に多かった時代があり、その時代の名残として、部屋を借りる立場の人が借りしていただいてありがとうございますの心を込めて、礼金と言った請求が始まったと聞いています。

もし間違っていたら申し訳ないのですけど、実際、需要と供給のバランスがどちらか一方にあまりに比重が傾いていたのだとしたら、いくらでも借りてがいるのだから、礼金と言った請求を大家がし始めてもまあ、おかしくはありませんね。

ただし、今の現状はどうなっているのでしょう?、次回以降に続きます。


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Updated: 2017年1月31日 — 6:19 AM