オール電化マンションの風呂のお湯が冷たかった話

以前、田舎にいた頃、オール電化の新築高層マンションが建設された際に、当時はその田舎ではかなり豪華な物件だったので、早速契約を済ませて入居したことがありました。

今にして思えばそれ程大した物件でもなく、田舎の物件としては最も高さがあるマンションとは言え、東京のタワーマンションなどと比較したら、お世辞にも高層マンションとは言えない物件です。

ちなみに、この話は今からかなり前の新卒で社会人になった頃の話です・・・。

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とにかく、学生時代の下宿があまりに酷くてスラム街のようだったので、その地方でまともな生活ができそうな物件に引っ越したく、色々と不動産を回っていたら、まだ建設中のその物件を見て、これしかないと思い即契約をかわしました。

 

 

学生向けのボロアパートから新築のオール電化マンションに一番の乗り。

 

引っ越しを終えると、どうやらすべての部屋の中で一番乗りだったらしくて、誰も人がいない新築のマンションにいち早く引っ越しをしたのは、とても気持ちが良かったのを憶えています。

その際に、オール電化とは聞いていたのですけど、当時はまだオール電化が浸透し始めたばかりの頃であり、私自身もオール電化の住宅に住んだことがない・・・、と言うか、田舎にはそんな物件自体が存在していなかった時代です。

初めて見る不思議なオール電化のキッチンを見て、ガスがない・・・、まあ、当たり前なんですけど、蛇口のお湯の方をひねったらあという間にお湯が出るし、オール電化はこんなに快適なのか?と思わず感動したものでした。

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これまでは、蛇口からはお湯が出ない学生向けの安い下宿で暮らしていて、風呂はガスで沸かすことが出来るとは言え、かなり古い作りだったので、それと比べたら、天と地との差がありますから、当然快適そのものになりますね。

 

 

オール電化のマンションは風呂のお湯が出なくなる?

 

当時、オール電化の仕組みについてもよく知らなかったものですから、最初にガンガンお湯を使った際に風呂にお湯を貯めようとすると、どうやら途中で水になってしまうらしくて、一度そうなってしまったら、一晩経過するまで回復できないことを知ってしまいます。

オール電化は電気代が安い深夜電力を使って部屋の中にあるタンクを温めそれをためておき、お湯の蛇口を捻ったらそのままタンクのお湯を使う仕組みになっています。

一応、部屋の広さに応じたタンクの容量はあるんですけど、友人たちが泊まりに来てガンガンシャワーを浴びるなどしてお湯を使っていると、いつのまにやら水しか出なくなっていると行った仕組みですね。

最近の汐留にある豪華な東京ツインパークスのようなオール電化マンションの場合は、相当大きなタンクがあるとか、タンクのお湯がなくなったら手動でお湯を沸かす仕組みとか、もしくはガス湯沸かし器のような仕組みがあるのかもしれません。

旧型のオール電化マンションは大抵深夜電力でタンクを温めるだけだと思います。

ですから、オール電化マンションに引っ越す際には、お湯の量に注意しておき、寒い日の冬場にシャワーをあびていて、万が一にでも途中で水になってしまったら大変ですから、個人的にはオール電化よりガスのマンションの方が良い感じでしょうか?


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Updated: 2017年2月16日 — 10:31 AM