現在、東京湾の海の色が茶色くなっており、かなり匂いも発生するようになって、お世辞にもきれいな海だとはいえませんし、お台場海浜公園の白い砂浜も潮が引いた時に海に浸かっている部分を見るとヘドロのような汚い砂が確認できるくらい汚い海です。
東京湾にカリブ海のようなきれいなイメージを持っても仕方がないのかもしれませんが、もう少しばかり綺麗になってくれると生活しやすくなると思える今日このごろなのですけど、そのような東京湾の海を見ていると最近面白い光景を見ることが出来ます。
その面白い光景というのが、お台場に大型のチヌの大群が集まっているということであり、何をしているのか知りませんが、もしかしたら産卵でもしているのかと思えるくらいあちこちでペアになっている大きなチヌが泳いでいて、観光客がそれを見ています。
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意外かもしれませんが、お台場というのは大型のチヌが集まるスポットになっていて、水深が1メートルもない本当の浅瀬に大きなチヌが沢山集まって何かをしているようで、それを見た観光客の人が面白そうに写真を撮影している光景が見られます。
お台場のチヌがたくさん集まる場所は釣りが禁止されている場所。
通常、大きなチヌがたくさん集まっている場所があれば釣り人が集まって来る事が多いのですけど、お台場のチヌがたくさん集まる場所というのは、釣りが禁止されている場所になりますので釣りをしている人は一人もおらず、皆さん黙って見ているだけです。
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ちなみにチヌと言うのは黒鯛の事であり、釣りの対象魚としては大変有名で大型で引きも強くて頭が良い魚なので、簡単には釣れない事もあり、仕掛けを工夫しながら多くの釣人がチヌ釣りを楽しみつつ全国のポイントに釣り人が集まっているのが特徴です。
ただ、お台場海浜公園の釣りが禁止されている区域に沢山集まってくるチヌを釣ろうとする人はいませんし、夜間に釣りをしようとしても警備員が巡回している場所なので直ぐに注意されるか警察に通報されることになりますので、本当に誰も釣りません。
目に見える浅瀬のチヌを釣るのは大変難しい事情があります。
釣りをしている人ならご存じだと思いますが、お台場海浜公園に集まっている目の前のチヌを釣ろうとしても、実際には殆ど釣ることは出来ませんので、仮に釣りが禁止されていない場所であっても浅瀬に集まっているチヌを釣ることは容易ではありません。
これは、地方などの綺麗な海であっても同じで、チヌが浅瀬に沢山集まってくることがあるんですけど、その際にどのような仕掛けで釣ろうをしても、この浅瀬に集まってくるチヌを釣ることは大変難しくて、釣ろうと思っても実は釣れない魚の代表です。
ですから、お台場海浜公園に現在集まっている大きなチヌの大群を目の前にしても結局は釣ることが出来ない魚になりますから、釣りが禁止されている区域だろうと、なかろうと、それらに関係なく、この大きなチヌたちは上から眺めて楽しむだけの魚です。
実際に釣り上げることは出来ませんが、東京湾の海にも地方の綺麗な海と同様に、この時期になると大型のチヌが集まってくる現場を見たい人がいれば、いつも必ず見れるわけではありませんが、お台場海浜公園に行けばそれを見ることが可能です。
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