東京湾の夏の海は赤潮だらけで悪臭が酷くハゼ釣りも出来ない

ここ最近暑くなってきましたが、東京湾の風物詩といえば、ハゼ釣りになりますので、ちょっとハゼを釣ってみようかと思いましてハゼ釣りのスポットに行ってきたんですけど赤潮が凄すぎて凄まじい悪臭が発生しているので釣りどころではありませんでした。

ハゼ釣りについては東京は大きな河川が多いため、全国でも有数のハゼ釣りスポットが沢山あり江戸川の放水路などは大変有名で上手い人であれば、1日で1000匹以上のハゼを釣ることができるくらい絶好のハゼ釣りのポイントになっていますが人が多いです。

東京であれば、そこら中の河川にいけば、簡単にハゼ釣りができますので気軽に釣りを楽しむことができるんですけど、何しろ海が赤潮だらけで、抹茶色の状態になっており、少しでも潮が引いている時であれば、独特の悪臭がして全く釣りになりません。

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夏場になると東京湾が赤潮だらけになる理由について。

 

赤潮といえば、養殖をしている魚の生簀が全滅をしたりして、よくないイメージがあるかと思いますけど、赤潮が発生する原因は人間側にありますので、その発生する原因を知っておいた方がよくて、赤潮というのはプランクトンが大発生している状態です。

プランクトンが大発生する条件としては、海の水の栄養が豊富になっていることがその原因ですから、生簀の魚に大量にえさをやりすぎてしまって、余ったえさが海に沈んでしまい、その結果、大量のプランクトンが発生してしまって生簀の魚が死にます。

プランクトンが大発生をすると魚のエラに詰まったり酸欠になって魚が死んでしまうらしくて、その原因が人間の過剰な魚の養殖になるわけですから、もしもの時には仕方がないのかもしれませんが、東京湾には生簀がないのにプランクトンが異常発生します。

 

 

河川の栄養分や下水で処理できないリンが大量なのが原因らしい。

 

東京湾で毎年夏になると海の色が茶色くなり、潮が引いている時は凄まじい悪臭がする原因は、プランクトンが大発生をしていることが原因になるのですが、養殖用の生簀などが全くない東京湾の内湾でプランクトンが発生する原因はなんでしょうか?

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NHKの番組で詳しく説明されていた記憶があるのですけど、東京湾でプランクトンが大発生する理由は下水処理される水に含まれる大量のリンであり、リンは下水処理をしても除去が出来ないらしくてそれが大量に東京湾に流されているのが原因らしいです。

そのリンがプランクトンのえさになり、大量のプランクトンが発生することになり、東京湾の水が茶色くなって変な匂いがするらしいのですが、今の技術をもってしても下水処理状でリンの除去が出来ないのは意外ですが、大きな河川も原因らしいです。

 

 

夏場のハゼ釣りは赤潮が発生していない時に行いましょう。

 

今回、久々にハゼ釣りをしてみようと思って、東京湾の某所に出かけてみたのはよかったのですが、引き潮で水位がかなり低くなっており、赤潮が大量発生して海が茶色くなっていたため、あまりの悪臭の不快さでその場をすぐに後にすることになりました。

夏場でも午前中の早い時期とか満潮の時であれば、赤潮が発生していてもそれほどの悪臭はないこともあるんですが、その時に釣りをしようとしてもなかなかハゼを釣ることはできませんので、プランクトンの発生が収まっている時に釣りをするのが良いです。

東京湾も外湾でしたら、プランクトンが発生していても、さすがに内湾のレインボーブリッジよりも内側のような異常な赤潮発生の状態にはならないでしょうから、プレジャーボートがあれば年中釣りができるのでしょうけど、係留費用が相当高いのです。

東京湾の赤潮とプランクトンの問題は個人でどうにかなるものではありませんが、気温が低くなってくると自然に消滅していきますから、それまでは釣りは我慢するか船で海ほたるの近くのポイントで楽しんだ方が良さそうですが、お金がかかりますね・・・。


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Updated: 2017年7月11日 — 9:28 AM