タワーマンションの中層階から上には網戸がなくなる理由

地方に住んでいた頃、東京のタワーマンションを見てこれはすごいな?とか、タワーマンションに住んでみたいな?と考える人は多いと思いますし、実際に私もそうだったんですが東京のタワーマンションに住んでいる人は普通に会社員の人が多いんですよね。

都内で現在でも高級タワーマンションの筆頭になっている六本木ヒルズレジデンスなどでしたら別でしょうけど、最近よく建設されている庶民的なタワーマンションの場合は富裕層や経営層などではなくて、ごく一般的な会社員の人が数多く生活しています。

東京である程度生活をしてくると、そろそろタワーマンションに引っ越してみようかな?と思って、家賃がなるべく安いタワーマンションに引越し先を探す人も多いのですが、そこで低層階から中層階、高層階の部屋を内覧するとあることに気がつきます。

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タワーマンションの中層階から上には網戸がなくなる理由。

 

それまで、かつての私のように、普通の10階建て位の都心の一般的なマンションで生活をしていた人が、そろそろタワーマンションに引っ越しをしようと思って物件を探し始めると、都内には想像以上にタワーマンションが多いことを知ることになります。

また、タワーマンションに引っ越すし理由としては、立地条件が良い場所にあることやゴミの処理が24時間行えること、生ゴミの問題から解決されることなど、生活がとても楽になる事も多いですし、設備自体が良いことが多いので何かと便利なのですね。

それで、予算的に引っ越しが可能なタワーマンションを幾つかピックアップをして部屋の内覧を始めると低層階、中層階、高層階である違いがあることに気がつくのですが、それが網戸がある部屋とない部屋があるということであり、中層階からありません。

 

 

落下時に重大な事故が発生するので網戸があるのは低層階のみ。

 

タワーマンションの場合、どうしても高さが100メートル以上の大変高い建物になりますので、ベランダから布団などが落下した場合でも大事故になる可能性がありますから、ほぼ全てのタワーマンションでは布団をベランダに干すことが禁止されています。

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その為、強風や事故なので万が一にも網戸が外れてしまって落下した場合は、大事故ではすまない状況になることも多く、中層階以上の部屋になると必ず網戸が全て取り外されている状態になっていますので、最初から網戸そのものがないのが普通なのです。

ですから、タワーマンションで網戸がある部屋を選びたい場合、必然的にタワーマンションの場合は低層階を選ぶことになりますので、中層階以上は網戸がない都合上、窓を開けっ放しにしていると虫等が室内に入ってくる対策をしないといけなくなります。

 

 

ベランダ無いタイプのタワーマンションなら網戸すら不要です。

 

網戸がないタワーマンションの場合、窓を開けていると虫などが入ってくることもあり、なんでこんな高い場所に蚊が飛んで来るのか?と不思議になってしまいますし、かの発生源が無いとしか思えない場所でも蚊が飛んで来るのが東京になるわけです。

なんでも、上昇気流なのかどうか分かりませんが、虫の飛翔能力は想像以上に高いことが多いので、それでカナブンとか蚊が相当な高い場所まで飛んで来ることもあるようで、窓をあける際にはベープマット等が必須になりますしゴキブリの侵入もあります。

最近では、ベランダそのものがないビルのようなデザインのタワーマンションの増えてきていますので、そのような物件を選んでおけば窓自体があかない環境で生活をするため、虫の心配はありませんが24時間エアコン管理が必須になるのがネックですね。

タワーマンションに引っ越しをする場合は、色々な物件を見て、ベランダないビルタイプの物件は電気代が相当高くなる事や、低層階なら網戸があるので窓を開けた自然の空調が利用できること、高層階は虫対策が必要になるなどを考えて探すのがお勧めです。


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Updated: 2017年10月2日 — 2:24 PM