駅から○分は一切相手にしない
東京都内及び、埼玉県や神奈川県等、東京近県のマンションを借りるときの目安として必ず、駅から徒歩何分といった表記があります。 マ
ンションの立地が、駅から近い程、この事を強調しているはずです。
この駅から何分という表記にはカラクリがあります。
実際に、マンションから駅まで歩いてみると分かりますが、不動産屋の広告にある駅から何分という表記は実際の歩く時間とは全く異なります。
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これは、単純に駅からマンションまでの直線距離を引いて、その長さから歩く時間を割り出しているからです。
もっとひどい不動産業者や大家は、適当に駅から何分とか入れている状態です。
その為、不動産屋が提供している駅から何分といった情報は全く当てになりません。
自分で実際に駅からマンションまで歩いてみない事には分からないのです。
実際に例で解説します
江東区東雲のタワーマンションは銀座まで5分、お台場まで6分と表記していましたが、コレは絶対にあり得ません。
江東区東雲のマンションから銀座に電車で移動するには、東京メトロ有楽町線で辰巳駅から銀座1丁目駅まで移動します。
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この場合の東雲のマンションから最初の辰巳駅に歩いていくだけで15分は掛かります。
江東区東雲のマンションからお台場に電車で移動するには、東京高速鉄道りんかい線東雲駅から東京テレポート駅まで移動します。
これが湾岸道路という東京と千葉県を結んでいる交通量の大変多い道路を挟んでいるため、信号待ちを入れると早くても20分はかかります。
ここまでくると銀座まで5分、お台場まで6分とい表記は一体何をしめしているのかお分かりかと思います。
それは単純に電車の移動時間になります。
ですから、駅から何分といった表記は全く当てにしてはいけないのです。
これは全て販売者側の不動産業者の大げさな広告にすぎません。
しかし、不動産屋は駅から近い物件を執拗に進めてきますが、一切無視して下さい。
駅から近いというだけで家賃設定が高くなり、不動産業者の仲買手数料が増える為、進めてくるといった事が理由になります。
実際に都内の会社に通勤する場合は、バスを使わなければ駅まで移動すら困難なタイプの駅からよほど遠い様な物件以外は殆ど問題になりません。
駅から何分といった業者側の広告表現に惑わされずに、実際に現地で確認して、ご自身の条件を満たしている物件を選ぶ事が基本です。
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