外国人の方が東京に引っ越して生活する方法|前置き編

外国人の方で、日本に移住して働きたいと言った方はかなり多いのではないでしょうか?

反対に、日本国内で言えば、富裕層あたりはあまりの税金の高さに、海外移住を検討している人が多くなっていますので、対照的ですね。

株式などの特定口座を使った分離課税の税率は20%前後ですが、海外の富裕層の方はこれでも高すぎると思っている方もいるでしょう。

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しかし、事業所得になると、桁違いに高い税率になるため、最高税率で言えば、事業税5%、住民税10%、消費税8%、所得税45%を考えると、事業所得で沢山お金を稼げる人が、わざわざ日本に来て、高い税金を支払う理由があれば教えて欲しいくらいです。

そんな人は、最初から、生まれ育った国の環境に合わせて、モナコとかシンガポールなどに行くのではないでしょうか?

まあ、日本に移住したいと思っている外国人の方で、事業所得でお金を沢山稼いでいる富裕層の方はまずいないでしょうけど・・・。

大抵は、一般的には、中流層と呼ばれる人から、貧困層と呼ばれる人たちが、圧倒的に多いのではないでしょうか?

優秀な外国人の方が、日本の大学に入学したいと思わないのと同じような理由です。

日本というのは、とにかく税金が高すぎるため、海外の富裕層の方であれば、わざわざそんな国に移住する必要もありませんからね。

ただし、医療などは国民皆保険制度のおかげで、世界的に見ても高度な医療を破格な金額で受けることができますし、水道や道路などのインフラも世界でもトップレベルです。

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福島第一原発の原発爆発事故はありましたが、爆発時は一斉に海外に出てしまった外国人の方も、今では普通に沢山日本に戻られています。

これが、貧困層とか一般的な中流層と呼ばれる外国人になると、話が全く変わってきます。

何しろ、日本は環境が良くて、治安も良くて、世界的に見ても民度が高い国です。

自分の国と比べて、物価が高い、税金が高い以外は、全て日本の方が優れているのであれば、日本に移住して、なんとか成功して、自国の親族などに良い暮らしをさせてあげたいと思ってくる外国人の方が沢山いても不思議ではありません。

それに、いくら日本が税金が高いと言っても、それは所得に比例した税額になりますから、富裕層以外の中流層は、それほど税金でむしりとられるわけでもないのですから、あまり神経質になることもありませんからね。

多少の税金を払ったとしても、それで得られるインフラや医療のメリットを考えると、とても魅力的な国です。

日本に移住したいと思っている外国人の方がいても、ある問題があり、簡単に移住そのものができませんので、次回はそちらについてご説明します。

言葉の問題などもありますが、単純に旅行に行くのと、移住して生活するのでは全く意味が違います。

実際に、全く日本語すら知らなかった外国人の友人が、日本に移住して仕事を始め、マンションを購入するまでに行った方法を事例にして書く予定です。


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Updated: 2015年4月25日 — 2:00 AM