外国人の為の東京移住|UR賃貸が外国人にとても優しい理由

海外で生活をしている外国人の方が、日本、主に東京に移住を考えた場合、連帯保証人が必要ないUR賃貸がお勧めである事は前回ご説明した通りです。

ど田舎の地方に移住したい外国人の方はいないと思いますので、大抵は東京とか大阪などの大都市を選ぶ方が殆どでしょう。

地方の農家や酪農施設に、なんらかの研修名目で移住を検討している外国人の方がいたらやめておいた方が無難です。

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労働基準法に違反した、奴隷のような労働を強要されて、利益を摂取されて、なんのために日本に来ているのかすら分からなくなるだけです。

また、UR賃貸というのは職業や国籍、宗教などの問題に全く関係なく、誰でも契約する事ができますから、まさに一般的な外国人向けの賃貸物件になります。

東京を中心に、UR賃貸というのは至るところに存在しますから、支払える家賃さえ用意できれば、好きな場所を選んで居住できる事も大変外国人にとっては、魅力的ですね。

職業すら関係ない賃貸物件は、日本だけではくて、世界的に見てもあまり例がないのではないでしょうか?

例えば、日本人がシンガポールに移住を考えた場合、外国人が契約できる物件そのものが安くありませんし、職業であったり、資産や一定水準の収入を証明しないといけませんし、富裕層以外の外国人が海外の賃貸物件を契約しようと思えば、何をするにしても容易ではありません。

UR賃貸が底辺層に提供された物件ではないのか?と感じる方もいるかもしれませんが、全然そんな事はありません。

 

意外にも、UR賃貸というのは家賃は相場よりも高めになっていて、タワーマンション型のUR賃貸であれば、家賃20万円以上が普通であり、最高金額は家賃35万円を超える物件もあります。

 

当然、UR賃貸であっても、家賃が毎月3万円代の物件もありますから、予算に合わせて好きな物件を選べば良いのですね。

私の友人は、海外から東京に移住する際に、多分、当時は本人も土地勘がよくわかっていなかったのでしょうけど、埼玉県のUR賃貸を選び、生まれ育った海外の祖国からそちらに引っ越して、仕事は東京に通勤して行うようにしました。

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ただし、今でこそ日本語はほぼネイティブに話す事ができますけど、日本語が全く話せなかった友人が、すぐに東京で仕事ができた訳ではなくて、ある程度の日本語や日本特有の環境を理解できるまでは、相当な苦労があったと思われます。

 

家賃が高い東京を避けて、あえて埼玉県に引っ越すパターンは、日本の地方から東京に引っ越す方と、よく似た状況だと思います。

なぜ?、UR賃貸がこれほどまでに外国人に優しい物件であるかといえば、その理由は極めて簡単で、民間で運営されている団体ではないからです。

いわゆる、独立行政法人と呼ばれる団体であり、日本の典型的な税金垂れ流し、天下り団体になります。

ですから、UR賃貸の経営が赤字になっても、経営側も誰も困らずに、多額の税金が投入されて、職員の給与も将来も保証される訳ですから、どのような人であっても貸してくれるのは必然的な結果になります。

確か、うる覚えで申し訳ないのですが、UR賃貸自体が18兆円くらいの借金を抱えていたはずです。

まあ、UR賃貸の関係者でも、それなりに仕事のできる人はいるでしょうけど、そのような人は、民間の同じような会社に行くか、外資系のホテルで働くのではないでしょうか?

民間であれば、外国人の方、連帯保証人が用意できない方に対して、積極的に部屋を貸してしまうと、後で金銭的なトラブルになる事もあるため、よほど日本国内で実績のある人でなければ、簡単には契約してくれない理由がある訳ですね。

しかし、日本国内で実績のある外国人の方であれば、大抵は森ビルや三井のラトゥール系の高額な賃貸物件を選ぶでしょうから、一般向けの海外から日本に移住したい外国人向けの物件というのは、少ないのです。

日本人の税金を大量に投入して運営されているUR賃貸物件を、海外から日本に移住したい外国人の方が最初に利用するのは、最も正しい選択の一つと言えるでしょう。

そこから得られる対価は大変大きいわけですからね。

お金がありあまっている方、大手外資系企業の幹部として日本に移住する方は、最初から、ラトゥール代官山とか、元麻布ヒルズとか、虎ノ門ヒルズレジデンスのような、毎月の家賃が100万円を超える物件を法人契約すれば良いだけです。

外国人にとても優しい物件であるUR賃貸を選ぶにあたって、注意点がありますので、次回はそちらについてご説明します。


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Updated: 2015年4月30日 — 9:57 AM