地方から東京に引っ越す際の問題として、引っ越した後に気になる出来事の典型的な話と言えば、やはり水道水の問題ではないでしょうか?
書類上で引越し先の物件を確認したり、実際に現地の部屋の内覧を行う際にも、水道水を利用できることは殆どありませんから、水道に関しては引越しが終わってからでないと使えないことが多いのです。
もし、引越し先の現地の物件を内覧する際に、水道水が使えるのであれば、実際にある程度の水を蛇口から出してみて、飲んでみたり匂いを嗅いでみたりしておいた方が良いでしょう。
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それが出来ない場合は、残念ながら、引越しが終わった後に、水道水を確認しないといけないことになります。
ガスとか電気に関しても、引っ越さないと使えないのですけど、水道水とは全く異なり、どのような地域であっても、ガスや電気は変わりませんから、こちらについてはきにする必要はありません。
しかし、水道水については、カルキの匂いや、その地域特有の匂いなどが含まれることがありますから、個人差もありますけど、それが耐えれないといった状況になるのは避けておいた方が良いのです。
そのように、東京の水道水は汚いとか、カルキが凄いといった印象があるかもしれませんが、大抵の人は浄水器を取り付ければ、水道水の問題は解決すると思っているようです。
実際に、キッチンの蛇口などでは、浄水器をつけている家庭が殆どでしょうから、その事実が、水道水に関する関心を物語っているとも言えます。
ただ、浄水器を取り付けれるのは、基本的にキッチン周りの水道水がでる蛇口だけであり、洗面所や浴室などのシャワーや風呂の給水に対して、浄水器を取り付けることは通常はできません。
そのため、建物全体で何らかの浄水器がついているとか、独自の工夫をしていない場合は、その建物全体の水道水があまり品質が良くない場合もあります。
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ただし、日本の場合は、海外のように水道水が飲めないとか、汚染されているといった問題はありませんから、せいぜいカルキ臭がきになるとか、飲んでみたらまずかったといった程度です。
水道水の水を飲んだら、病気になったり、寝込んでしまうようなことはまずないので、そちらについては安心できるでしょうけど、カルキ臭が、引越し先の地元の水道水と比べて、はるかにきつい場合は、入浴が大変苦痛になる場合があります。
シャワーでも、嫌になるくらいですから、毎日使う浴室の水道水は確認しておいた方が良いですね。
キッチン周りに関しては、1万円くらいの浄水器を取り付けておけば良いですし、あまり高額な10万円くらいの浄水器は、マルチ商法などで売られているものもありますから、購入はしない方が良いですね。
浄水器って、カードリッジが大変高くて、汎用性がないものが多いので、それなりの出費になることがありますから、日本の場合は、そこまでシビアになる必要はないかもしれません。
基本的に、飲むための水に関しては、殆どの人がペットボトルの水を飲んでいるでしょうし、キッチン周りの水といえば、皿を洗ったり料理を作ったりでの使用がメインですので、刺身などの生物を主体に食べる場合以外は問題ありません。
水自体、沸騰させれば、カルキ臭などしなくなりますし、海外の水でも沸騰させれば安心して飲めます。
必要以上不安になり、割高なぼったくりの浄水器は買う必要がない事、飲み水としては使わないのだから、キッチン周りの浄水器は本当に必要なのかを確かめる事、一番重要なのは浴室の水道水の品質を確認する事に注意しておけば大丈夫です。
地域や建物によっては、水道水がかなり臭う場合もありますから、その際には、適切な浄水器を買われた方が無難です。
浄水器はキッチン周りにしかつけれませんし、日本の場合は保険だと思っておけば良いですね。
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