東京で駅に近いマンションの意外なデメリットについて

東京の賃貸マンションで、引越し先の物件を選ぶ際に、最初に何を重視するかと言えば、普通の方であれば、物件が駅に近いかどうかではないでしょうか?

実際に、都内では、駅に近い物件ほど価格が高く設定されていることが多くて、駅から遠く離れた物件ほど、家賃は安くなっています。

ただし、高額な住宅が並んでいる、渋谷区、港区などの車での移動が前提になっているような、有名な一部の住宅街は除きます。

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静閑な住宅街というのは、駅から離れた場所にありますが、高額な物件ばかりが並んでいます。

実際に、駅に近い物件の何が良いのかと言えば、通勤が楽であること、通学が楽であること、友人などが訪問する際にとても便利なことが挙げられます。

いずれも、移動時間を短縮するための要素になりますね。

 

ですから、駅に近い物件=移動時間を短縮できる物件ということになります。

 

駅に近い物件だから、すべてが良いだろうと思ったら甘い考え方になり、確かに移動の時間を短縮できる要素は大変メリットがあるのですけど、それにより発生するデメリットというものが必ず出てくることになります。

それが何であるか?と言えば、すなわち騒音問題です。

東京の電車というのは、山手線、京浜東北線、埼京線、その他いろいろな電車がたくさん走っていて、朝から深夜まで引っ切り無しに駅に止まったりしています。

それがあるから、駅の移動がとても便利なわけですけど、そんなに沢山の電車が走っている時には、必ず、騒音といった問題が発生するのです。

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しかも、土日も祝日も引っ切り無しに、電車は数分単位でやってきますから、大きな駅であるほど、その騒音も大きくなるということになります。

実際に、物件の内覧をしている時には気がつかないことが多いですから、注意はしておいたほうが良いですね。

大抵は、2重窓になっているはずですから、すべて窓を全開にした状態で、部屋の内覧を始めると良いでしょう。

ただし、窓が最初から固定式で開閉できないタイプのマンション、窓を開けて過ごす予定のない人などは、あまり気にしなくても良いかもしれませんが、作りが甘い物件の場合は、窓を閉めていても騒音が入ってきますのでご注意ください。

 

若干利便性は落ちても騒音がない地下鉄も検討してみてください。

 

騒音問題に関しては、JRなどの地上を走っていて、地上に駅がある路線の話ですから、地下鉄などの、地下に駅がある物件でしたら、この限りではありません。

さすがに、地下鉄の騒音が地上に上がってくることはありませんから、駅に近い物件で、騒音がきになる場合は、地下鉄の最寄駅の物件を選ぶといった選択肢もあります。

都心部では、地下鉄、JRなどの駅がすぐ近くに何個もある汐留のような場所もありますから、そうなると、汐留を選ぶ理由を考えることになりますね。

ただし、JRなどの路線と比べると、若干利便性は落ちますから、JR、地下鉄などを事前によく調べておき、本当に近くに駅が必要なのかを検討しても良いでしょう。


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Updated: 2015年5月9日 — 4:05 AM