カーナビがあれば誰でも首都高速の運転は大丈夫?

地方にはなくて、東京にあるものの代表格と言えば、首都高速道路ではないでしょうか?

大阪や名古屋にも首都高速道路に近い道路はありますが、全然規模が違いますので、首都高速道路というのは、やはり東京独特の道路の一つではないでしょうか?

一部の湾岸ミッドナイトなどの漫画の影響で、車を運転しない人であっても、首都高速の名前を知っていたり、C1とかC2とか、湾岸線といった首都高速道路の名称を知っている人もいらっしゃると思います。

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首都高速道路自体が、地方には必要のない信号のない立体道路のようなものですから、その構造は大変複雑であり、知らない人であれゔぁ、首都高速道路に関して、それなりの誤解をしていることが多くなります。

 

首都高速道路は全てが繋がっている訳ではない?

 

首都高速道路を全く知らない人からすれば、首都高速道路は全て繋がっていて、グルグル回っているため、どこからでも入ることができて、どこからでも降りることができる環状線で構成されていると思ってしまうものです。

多分、漫画の影響が大きくて、首都高をサーキット代わりに使っているのだから、首都高速は全て繋がっていて、永遠にグルグル回れるといったイメージがあるのかもしれませんが、実際には異なります。

確かに、首都高速道路自体全てが繋がっているのは、それが道路ですから間違ってはいませんが、実際に都内を環状線の状態でグルグル回ることができるのは、C1、C2と呼ばれている道路のことです。

首都高速道路には、1号線、2号線、3号線、4号線、5号線といって、環状線から分岐する道路があり、一度そちらに向かった場合は、Uターンして元の場所に戻ることはできません。

例えば、3号線でしたら渋谷方面に向かっていく道路のことで、そのまま真っ直ぐ行くと、東名高速道路に乗ることになり、静岡、名古屋方面に向かうことになります。

また、4号線でしたら、新宿方面に向かっていくことになり、そのまま進むと中央高速道路に入ることになります。

ですから、首都高速を使って、どの方向に行きたいかを事前に決めておかないと、闇雲に間違った方向に行くと、一度首都高速を降りないといけなくなります。

 

カーナビがあれば地方の人でも首都高を運転できるのか?

 

首都高速道路自体の構造は、東京都内の一般道路と比べるとはるかに簡単で単純な構造になっていますので、最新のカーナビがあれば、普通に誰でも運転できることが出来ます。

ただし、カーナビがなくて、土地勘も全くない人であれば、首都高速の運転は難しかったりルートを誤ったりする可能性は大変高いのでご注意ください。

普通に車の運転が出来る方で、最新のVICS付きのカーナビをお持ちで、法定速度内で運転している場合は、まずルートを間違える事はありません。

ただ、最新のカーナビでない場合は、誤ったルートを選択してしまう恐れがあり、事故の原因にもつながりますので、首都高速道路を運転する場合は、必ず最新のカーナビを使うようにして下さい。

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首都高速を運転する際にお勧めのカーナビは、iPhoneやNexus7などをカーナビ端末として利用出来る、無料のヤフーカーナビです。

多少の個人情報はヤフー側に提供しないといけませんけど、全てが無料で使えますし、その時の道路の状態によって、常にルートを変更してくれて、渋滞情報もVICSからとることができます。

特に大型のタブレットで利用すれば、大きな画面で確認することができますし、動作速度も高速ですから、これほど便利なカーナビは、他に類を見ないのではないでしょうか?

古いカーナビだと、東京の道路を運転するのは大変危険な場合がありますので、スマートフォンやタブレットをお持ちの場合は、ヤフーカーナビを使うことをお勧めいたします。

カーナビがあれば、誰でも首都高速を運転できるかと聞かれた場合は、最新のVICS付きのカーナビであれば、問題なく運転する事が出来るけど、そうでない場合は保証する事が出来ないといった答えになります。

 

首都高速道路を運転する際に注意する事。

 

最新のVICS付きのカーナビがあれば、全く道に迷う事なく普通に運転できる首都高速道路ですが、安全性を考えるとそれでも注意をしないといけない事があります。

まず最初に注意するのは、首都高速道路というのは、慢性的に大渋滞が発生する道路であり、別名、世界最大規模の駐車場と言われる事すらあるくらいです。

首都高速道路全体が赤色になっている場合などは、本当に凄まじいほどの渋滞ですから、一度でもそれを経験した事がある人であれば、その意味もよくわかるかと思います。

その一番先頭がどこにあるのかすらわからないような渋滞が発生した際には、状況によっては、分岐したいレーンに変更すらできなくなっている事があります。

首都高速を運転していると、右のレーン、左のレーンで、その先の分岐が変わってしまうような場合だと、右側のレーンは大渋滞なのに、左側のレーンは空いているといった感じですね。

その場合に、空いているレーンに入って、一気に先に進む方がいて、それからまた元のレーンに戻ろうとすると、事故の原因になったり、他のドライバーとのトラブルになったりする事があります。

首都高速が渋滞した場合は、空いているレーンがあるからといって、そちらのレーンに強引に割り込んで先に進むのではなくて、渋滞であっても、正しいルートに分岐できるレーンから外れないように注意して下さい。

万が一、渋滞が発生してしまい、レーンを変更できない、レーンを間違えている事に木がついた場合は、前後左右の確認を行い、ウインカーを必ず点灯させてから、ゆっくりレーン変更するようにして下さい。

強引に割り込もうとしても、周囲の人は無視して突っ込んできますので、根気よく運転する事になります。


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Updated: 2015年5月19日 — 5:36 AM