アクティ汐留とラトゥール汐留の違い|UR賃貸と三井の高級賃貸

東京都港区と言えば、日本でも最も高額な物件が沢山集まっている場所であり、住居用のマンション以外でも、六本木ヒルズや東京ミッドタウン、東京タワーに虎ノ門ヒルズなど、有名な建物が沢山あります。

その中に汐留という住所があり、その近辺には日本テレビや資生堂、電通などの巨大なビルがあります。

汐留自体が、元々は住居用の建物が殆どなかった商業施設のような場所だったのですが、再開発により大型のタワーマンションが建造されて、ちょうどその部分が汐留でも最も有名な居住区になっています。

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東京ツインパークスと呼ばれる、最上階の部屋がペントハウスになっていて、最上階の部屋はセキュリティも特殊な作りになっていて、駐車場のセキュリティもちょっと他とは違う高額分譲のツインタワーですから、汐留に行けば一目でわかるマンションです。

その東京ツインパークスのすぐ近くに、これまた巨大な56階建ての茶色とベージュ系、薄い緑系の色をしたタワーマンションがあるのですが、こちらがアクティ汐留、ラトゥール汐留と呼ばれているマンションになります。

多分、知らない人が聞けば、同じ建物のマンションなのになぜ?二つの異なるマンション名があるのか?不思議に感じるかもしれませんから、そちらについてご説明します。

 

同じ住所なのに異なるマンション名が付いている不思議。

 

一般的なマンションであれば、そのマンション自体がすべて統一されている名前であることが普通であり、同じ建物なのに、全く異なるマンション名が設定されているマンションは日本でも殆どありません。

虎ノ門ヒルズのような商業複合ビルの場合は、オフィス、居住用、ホテルなどが一つの建物に入っていたりするのですが、それでも建物の名前は虎ノ門ヒルズで統一されています。

ですから、同じ建物なのに、マンション名が異なるようなマンションというのは、アクティ汐留とラトゥール汐留位ではないでしょうか?

では、なぜ、アクティ汐留、ラトゥール汐留といった二つの名前が同じマンションについているのかと言えば、その理由はとても簡単です。

1階部分には部屋はありませんから、2階部分から44階部分までがUR賃貸のアクティ汐留であり、45階から56階までがラトゥール汐留という三井の賃貸マンションになっているからです。

分かりやすく言えば、アクティ汐留が庶民用の物件であり、ラトゥール汐留が富裕層向けの物件といったところでしょうか?

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ただし、住所が港区の汐留ですから、いくらアクティ汐留が庶民用といっても家賃は15万円から35万円くらいはしますし、駐車場代は5万円コースになりますので、地方の感覚とは異なる金額です。

更に高額賃貸のラトゥール汐留になると、家賃は60万円から200万円近い金額に設定されていて、とてもではありませんが庶民が居住できるようなマンションではありません。

56階建てのタワーマンションすべてを高級物件として扱うのは、汐留では無理がありますから、低層階部分は、UR賃貸の庶民的な物件として設計したおいた方が現実的な運用管理が出来る訳ですね。

 

アクティ汐留とラトゥール汐留はエントランスも別。

 

では、アクティ汐留とラトゥール汐留に行く際にはどうしたら良いのかと言えば、単純に港区汐留1-1-1に行けば良いだけであり、そこに共通のエントランスがありますので、その中に入っていくだけです。

ただし、そこから先の建物内部のエントランスはアクティ汐留とラトゥール汐留は完全に分離されていて、ラトゥール汐留の方が相当豪華な作りになっており、フロントにはコンシェルジェと呼ばれるスタッフが常時待機しています。

自動ドアからして全く作りが違いますから、建物の中に入れば判別は容易ですので、アクティ汐留に行く予定なのに、間違えてラトゥール汐留に入っていかないように注意して下さい。

 

アクティ汐留は完全吹き抜けの外廊下でラトゥール汐留は内廊下。

 

アクティ汐留、ラトゥール汐留の建物を外から見ただけは全く判別が出来ないのですが、アクティ汐留は完全な外廊下構造になっていて、吹き抜けですから高所恐怖症の人にはあまりお勧めできません。

部屋の玄関部分から天井を見ると空が見えるような作りになっています。

それとは引き換え、上層階のラトゥール汐留になると、完全な内廊下になっているため、アクティ汐留のフロアから上層階を見ても、全く見えない作りになっています。

いかにも富裕層と庶民の物件といった感じになるのですけど、アクティ汐留も35万円くらいの家賃ですから、決して安い物件ではないのですが、ラトゥール汐留と比較するととても安く見えるのが面白いところです。

エレベーターはどちらも相当高速に動作しますから、高層階であっても特に不満になることはありませんし、アクティ汐留も低層、高層でエレベーターが分かれていますので、普通に快適に自分の部屋まで移動することができます。

ラトゥール汐留の上層階の部屋は頻繁に空きが出ていますから、興味があれば内覧に行ってみると良いですね。


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Updated: 2015年7月2日 — 11:27 AM