お台場の海で泳ぐ事は出来るのか?|絶対にお勧めしません

夏ころの暑い時期になると、土日や祝日であれば、沢山の人で溢れかえる都心唯一のビーチと言えば、フジテレビの目の前のあるお台場の綺麗な砂浜が見えるビーチになります。

お台場のビーチでしたら、新橋駅からゆりかもめで13分程度で到着しますので、大変利便性が良いビーチになり、そこに綺麗な砂浜が広がっているのであれば、そこに人が集まらない理由はありません。

実際、暑い夏場になると、お台場のビーチは本当に沢山の人が集まっていて、普通に海外で見かける風景のようなビーチと同じような光景を見る事ができるのですが、実際にお台場の海で泳ぐ事は出来るのでしょうか?

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綺麗に見える砂浜は加工された写真か頻繁に入れ替えられている一部だけ。

 

お台場のパンフレットなどを見れば、大変綺麗な白い砂浜が全面に広がっているようなイメージ写真があるため、東京のど真ん中にこのような綺麗な砂浜がある事自体に驚きを隠せない人もいるかもしれません。

しかし、これらの綺麗な砂浜というのは写真のトリックであり、実際のお台場のビーチは全然綺麗ではありませんので、ご注意ください。

写真によっては加工処理をして綺麗にしているものもありますが、最近では、お台場のビーチの中でも、綺麗な砂が頻繁に追加されている部分だけをアップで撮影するようなアングルで綺麗に見せている事が多いようです。

同じ東京都の離島である「神津島」の綺麗な本物のビーチから運んできた砂を、定期的にお台場のフジテレビに近い飲食店がある場所の前くらいに追加していますから、確かにその周辺は綺麗な砂です。

しかし、第三台場と呼ばれる、旧砲台跡の公園付近に行くとお世辞にも綺麗な砂であるとは言えませんし、海に設置している部分の砂になると、すでに黒ずんでいてヘドロのようになってしまっています。

満潮の時は確かに汚れた砂の部分が全て海に埋まっていて見えないので、離れてみると綺麗なビーチがあるといった感じになるのですが、実際に目の前で見ると海の色は汚くて、水中の砂も黒ずんだヘドロ状である事が分かります。

これでは、泳いだり海水につかったりする海であるとは言えません。

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お台場の海で人間が泳ぐ事は出来るのか?

 

最近では、トライアスロンなどの競技も行われていて、お台場の海で人が泳いでいる事も確かにあるのですが、正直言って、犬が泳ぐのであれば良いのでしょうけど、人が泳げる海かと言えば、全くもってお勧めできません。

大腸菌が海中に沢山入ってるとかではなくて、見るからにヘドロ状になっている海水と接している砂を見るだけで、ここでは泳いではいけない事を視覚的に感じる事になるでしょう。

この、ヘドロ状の黒ずんだ砂も、元々はお台場のビーチに撒かれている白い綺麗な砂だったワケですから、その砂がここまで黒ずんで変な匂いを発している時点で、とても遊泳に適したビーチであるとは言えません。

例えば、海外や沖縄のビーチ、神津島のビーチなどで海に潜ると、海岸が綺麗な白い砂であれば、海の中の砂も同じくとても綺麗な砂です。

しかし、お台場の海に一歩でも入ると、ビーチの砂は白くて綺麗なのに、海の中の砂は黒ずんでヘドロがたまり異臭を放っているので、腐っている砂と言っても過言ではありません。

綺麗なビーチで泳いでいるのが普通であれば、綺麗な本物のビーチを知っていれば、お台場の人口ビーチで人が遊泳するのはお勧めできませんし、親族の小さな子供がいればなおさらお勧め出来ない話です。

ただ、犬などであれば、快適に海で泳ぐ事ができますし、すぐ近くに洗い場もありますから、大変喜んで遊んでくれますので、犬を連れた人も沢山集まっています。

 

お台場のビーチはあくまで海に浸からないビーチとして利用しましょう。

 

暑くなると、何を血迷ったのか、お台場の海で泳いでいる人がいるのですが、正気の沙汰ではありませんから、見て見ぬ振りをして、あくまでビーチを楽しむ場所として利用するようにしましょう。

とても人が泳げるような環境ではありません。

もし、本当にそんなに汚いの?と疑問に思った方は、潮が引いている時にでもお台場のビーチに行ってみるとよく分かりますし、こんな海で泳いではいけないと本能的に感じる事ができるでしょう。


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Updated: 2015年7月14日 — 9:27 AM