東京では布団をどこに干せばよいの?|布団が干せない理由

地方では普通に見られる光景として、屋根の上に布団を干してあったり、マンションのベランダに布団を干してあったりなど、天気のよい日には、至る所で布団を干してある光景が風物詩のようにみられます。

布団を太陽の光で乾かすというのは、極めて合理的な布団の管理方法であり、コストもかからずに、衛生面でも大変高い効果がありますので、地方に住んでいれば、天気のいい日に布団を干さない理由自体がありません。

ただ、おねしょをした布団をそのまま干している家庭があると、その家庭のお子さんがちょっと恥ずかしい思いをすることになりますね。

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まあ、ベッドがメインの方であれば敷き布団はないかもしれませんが、掛け布団や毛布、シーツなどは必ず使っていますので、それらをベランダなどに乾かすはずです。

布団を全く使わずに生活をしている人自体が、多分殆どいないでしょうからね。

 

東京で布団を干している建物がない理由

 

しかし、東京に遊びに来たり、東京に引っ越す際に物件を見ていると、布団を干している物件というのがあまり見られないことに気がつくかと思います。

そもそも、窓自体を開けていない人が沢山いる状況ですから、ベランダに布団を干すといった光景自体があまり見られないのも当然なのかもしれません。

また、観光で東京に来る地方の方が、巡回訪問する場所というのは、再開発地域や比較的大型のタワービルが立ち並んでいる場所、有名な商業地域であることが殆どですから、生活感もなくて、布団を見ないのは当然かもしれません。

ですから、東京でも場所によっては、全く布団を干している建物がない訳ではありませんので、当然布団をベランダなどに干している家庭もありますが、それは都心部から離れた場所の建物であることが殆どでしょう。

特にタワーマンションになると、布団を干している物件を見かける方が珍しいくらいですし、逆にタワーマンションでベランダに布団を干しているような物件があれば、民度の低さを疑うべきであり、検討物件から外した方がよいかもしれません。

 

タワーマンションでは布団をベランダで干すのは禁止されています。

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東京のタワーマンションを見ると、布団をベランダに干しているタワーマンションというのは、まず見られることはありませんが、それはタワーマンションの規約で決められていることであり、安全性の問題、景観の問題がその理由になります。

考えてみればわかりますが、高さが100メートル以上あるタワーマンションのベランダから布団が加速しながら地面に落ちたらどうなるでしょうか?

最悪の場合、2階建てのベランダから落下するのとは訳が違いますから、高い場所から落下した布団が人に当たると命に関わりますし、大変交通量が多い東京の道路に落下すると、重大な交通事故を起こしてしまうことになります。

タワーマンションで、ベランダを見て、布団を干している部屋があるような物件は、民度が低い人が契約している部屋ですから、そういった部屋が沢山ある場合は、なるべく避けた方が良いでしょう。

 

首都高の排ガスが酷すぎて布団や洗濯物はベランダで干せない?

 

地方とは異なり、東京都心部には首都高速道路という、高速道路ではないけど、知らない人からは高速道路と認識されている専用道路があります。

首都高速道路をみればわかりますが、都内のいたるところに道路が走っていて、マンションのベランダと首都高が目の前にあるような物件も沢山あります。

当然、そのような物件では、ベランダに布団を干している部屋はまずありませんし、窓すら開けていない部屋が殆どになります。

首都高の排ガスというのは、年中無休でその辺に撒き散らされていますし、それが布団についてしまったら、健康上の問題よりも、気分の問題で、夜眠れない状態になるかもしれません。

基本的に、東京都心で布団を乾かす場合は、布団乾燥機を使います。

ベランダに干すことも当然可能ですが、首都高から離れていることや、低層物件であることを考えると、駅から離れた場所で、布団をベランダに干すことを許可している物件でなければいけません。

デザイナーズ物件、都心部の物件であれば、まず布団をベランダに干すことを禁止ていますので、それが、東京では布団をベランダに干せない理由になります。

あまりに人通りが多い場所でしたら、そこに布団を干すもの少し恥ずかしいでしょうし、素直に布団乾燥機を使うか、都心から離れた物件を選んで、首都高や高速道路から離れていること、線路から離れていること、人通りが少ないことを優先して物件選びをしていきましょう。


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Updated: 2015年5月23日 — 12:59 PM