賃貸ガレージもあります
東京近郊にマンションを借りる場合、最近は賃貸ガレージといった物件が増えてきています。
その名の通りガレージを賃貸してくれる物件で、2階部分は居住区になっている物件が多く、家賃もそこそこ安いのが特徴です。
このタイプの駐車場は23区の郊外や埼玉県等に多くあります。
この賃貸ガレージは建物を見ると周りが何もないところにあったり、デザインがチープだったりしますがそれには理由があります。
賃貸ガレージというのは税金対策で建てられているものだからです。レオパレス系のアパートと同じ様なものだと思って下さい。
この税金対策というのは、基本的に相続税対策の事で、不動産を多数所有している為、税金が払えない地主や税金を払いたくない地主が、 意図的に資産を圧縮させて相続税をなるべく払わないようにしようとしてたてられています。
その為、デザイン性に乏しく、作りもあまりよくありませんし、素人経営です。
このビジネスモデルはアパートよりも破綻するのが早いビジネスモデルですので、あまりおすすめは出来ません。
一階部分がガレージになっている賃貸アパートは隣人の車の騒音に悩まされる事になりますし、2階部分の壁も薄く、騒音に悩む事になります。
また、賃貸契約が借りる側に著しく不利になっているケースもありますので、もし、賃貸ガレージタイプのアパートを借りる場合は慎重に調べて下さい。
調べるポイントは、壁の厚さ、賃貸ガレージを借りている住民の民度です。