地方から東京に引っ越す際の注意|自転車の意外な出費

転職や就職などで、地方から東京に引っ越す際には、大抵は引越し業者に依頼をして、地方で生活していた荷物をまとめて持ってくる方がそれなりにいらっしゃるかと思われます。

大型家具などでしたら地方で処分して、なるべく身軽にして東京に来れば良いのでしょうけど、案外そのまま持ってきてしまうのが自転車になるのではないでしょうか?

何しろ自転車と言えば、健康的で素早く目的地に移動ができて、ガソリン代も駐車場代も税金もかからない優れた乗り物です。

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地方で使っていた自転車を、そのまま東京に持って行って使えば、移動も楽だし費用もかからないから良いだろうと思うのはごく普通の考えになります。

 

東京では自転車の所有や利用についても費用が発生する場合がある。

 

しかし、東京と地方の根本的な違いとして、自転車の保管にも費用が発生するといった状況になる事が大変多い為、その分の費用を毎月の出費として考えておかないと、意外と困る事になる場合があります。

例えば、家賃と共益費の合計が5万円で、支払える予算ぎりぎりの物件を東京都内で契約していたとして、その支払いだけでも毎月が大変な人がいたとします。

当然、更新料などもかかる場合がありますから、5万円の家賃の支払いがきつい人の場合は、余計な出費はできる限り避けたいのが本音になりますね。

その物件で自転車の保有をする場合は、毎月3000円の費用が別途発生して、駅前の自転車置き場を利用する場合も毎月3000円の費用が発生するのであれば、毎月6000円の費用がさらに発生することになります。

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高額な物件を契約する人であれば、大したことがない金額かもしれませんが、予算ぎりぎりで5万円の物件を契約する人にとっては、死活問題に該当するような金額になりますから、最悪自転車を手放さないといけないなる場合もあります。

また、自転車を手放そうと思っても、東京では簡単に処分することもできませんから、その場合は違法になるのですが、駅前や繁華街に放置して、そのまま撤去されるのを待つような人もいらっしゃるようです。

ただし、自転車を防犯登録している場合は、後で警察などから連絡が届く場合がありますので、処分をする場合は行政の規則に基づいた処分をするようにして下さい。

地方であれば、アパートやマンションを契約すれば、大抵自転車置き場という場所があり、そこを無料で利用できることが多いのですが、東京では自転車置き場にも番号が振られていて、それを利用するには登録が必要で費用がかかることが多いのです。

自転車の利用にもお金がかかる東京ですから、健康的で良い乗り物であるとしても、ある程度の出費がかかるのを事前に理解した上で、引越しの際に地方から持ってくるようにしておいたほうが良いですね。

高額な自転車の場合は、マンションなどでもエレベーターに持ち込んで部屋に持ち運ぶ人もいるようなのですが、他の住民の方とトラブルにならないように、事前に管理会社に確認を取っておく必要があります。


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Updated: 2015年6月11日 — 2:52 AM