地方の場合は、建物の部屋の窓から外を見ると山が見えるなどは当たり前のような話ですから別に珍しくありませんし、普通に近所の道路を歩いて移動していても容易に山を見ることが可能です。
東京というのは23区中心部から車で片道5時間はかかる奥多摩地方は別格になるのですが、山そのものものがどこにも見当たらない平地しかない環境にありますから、気軽に山を見ることは事実上できません。
都内のどのマンションを契約しても、殆どの物件で窓から山を見ることはできませんし、部屋の窓以前に普段都内を歩いていたり、車の運転をしていても山自体が全くないので、巨大な高層ビルくらいしか目に入ってこないのです。
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東京のマンションでは窓から山が見える眺望を売りにしている物件もあります。
しかし、東京のマンションからでも山が見える物件が存在していて、特にタワーマンションの特記事項には窓からその山が見えることをアピールしている物件も多く、いわゆる窓から山が見える眺望を売りにしているマンションもよく見かけます。
都内のマンションの窓から山が見える?、そんなわけないと思う方もいるかもしれませんが、山が見えないのに窓から山が見える眺望を売りにしてマンションを販売していると、最悪は詐欺で訴えられますし大手ベンダーがそのような適当な嘘を安易につくこともありません。
実際に、都内の一部のマンションの場合、窓から山が見えますので、地方と同じく自宅の窓からマンションを見たい場合は、そういった眺望を売りにしている物件を積極的に探せば良いということになります。
多分、地方の物件でしたら、窓から山が見えることを売りにしている物件自体が見当たらないと思うのですけど、東京では山そのものがありませんので、窓からの眺望として山が見えることは結構なセールスポイントになっているようです。
都内にそのように多くのマンションの窓から確認することができる山などはなかったような感じですけど、この山というのは一体どの山のことなのでしょうか?
実は東京のマンションの窓から見える山の正体は標高日本一の山なのです。
頭をひねって考えても都内には山と呼べる山がありませんし、多くのマンション、特にタワーマンションの高層階から確認できる山がある訳ですから、その山はそれなりに大きな山であり、港区内の愛宕山のように小さな丘のような山ではありません。
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また、眺望の切り札としてタワーマンションの特定の部屋の特記事項として書かれていることも多い訳ですから、それなりに有名な山であることは確実になるのですが、実はこの窓から見える山の正体は富士山なのです。
富士山と言えば東京ではなくて、遠く離れた静岡県にある日本一標高の高い山であり、独特のデザインをしている山ですから、日本人であればその存在を知らない人はいないと言っても過言ではない山になります。
部屋の窓から見える山が富士山でしたら、その眺望を売りにしているタワーマンションの特定の部屋の付加価値になってもおかしくはありませんから、山の名前を聞くと納得できるのですが、本当に都内のマンションから富士山は見えるのでしょうか?
いくら富士山が標高日本一といっても、都内からは相当離れていますし、一応東京都になっているそれなりの奥多摩地方の山は全く見えない訳ですから、一見して富士山が窓から見えるなどは信じがたい話になるかもしれません。
別にタワーマンションでなくても都内から富士山を見ることは可能です。
タワーマンションの特定の部屋、すなわち富士山の方角を向いていて視界を遮る他の建物がない部屋の場合は、天候がよければ普通に富士山を見ることができるのですけど、実際にはタワーマンションでなくても見えます。
都内の公園からでも富士山が見えるくらいですから、視界を遮るものがなくて富士山の方角が見える物件でしたら、どの物件からでも富士山が見える可能性があるということになりますので、興味があれば天気が良い日に部屋の内覧をするのもアリといえます。
しかし、富士山は本当に巨大で近くから見るとよくこのような山が作られたな?と思いますし、世界的に見ても相当独創的なデザインをしている山ですから、古来から霊山として慕われているのも納得できる貫禄があります。
興味があれば、東京に引っ越してくる際には、部屋の窓から寝転がっていても富士山が見える部屋に住んでみるのも良いかもしれません。
窓際に寝床を作り、富士山を見ながらリラックスして昼寝をするのもストレス解放になるでしょうし、面白い過ごし方ですからね。
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