UR賃貸の新築物件は先着ではなく抽選で決まる

東京で家賃35万円以下のマンションを探しているならUR賃貸を必ず見ておいたほうが良いわけなんですけど、新しく建設されたUR賃貸の物件は希望する部屋を必ず契約できるわけではなくて、例外を除き、応募してから抽選で契約する権利を得られます。

その際にはUR賃貸の新しく建設された物件を開放して、部屋の内覧を一斉に行える事になるんですが、料金もかからず、見ていると面白いので、UR賃貸の新しい建物が内覧を開始したらお時間があれば一度見に行っておいた方が良いかもしれません。

何しろ、タワーマンションの建物の部屋全てを自由に内覧できるような物件はUR賃貸以外にはありませんので、新しく建設されたUR賃貸の内覧をして、気になる部屋があれば応募しても良いですし、なければ単に参考にするだけでも十分です。

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UR賃貸の新築物件は抽選で契約できる権利を得られる仕組みです。

 

ネットでUR賃貸の公式サイトを見たり、UR賃貸の営業所に電話をしたりしてみれば分かりますけど、既に建設されているUR賃貸物件の場合、以前に居住していた人が部屋を出るのが確定した時点で、先着順で次の契約者が確定されていきます。

これにより、UR賃貸の申込み代行業者といった商売が成り立っている状態になるくらい、毎日毎日何度も電話をしたり、営業所に出かけたりして、希望する部屋が空いているかどうかを確認するわけなんですけど、先着順だとそうなりますね。

しかし、新築物件の場合は、全ての部屋の間取りを公開していて、誰でもその部屋を何度も内覧できる状態になっていて、希望する部屋があれば抽選に応募をしてから、その後に行われる抽選結果で当選すれば、その部屋を契約できるようになります。

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UR賃貸の中でも一番家賃の高いアクティ汐留の最上階のあの奇抜な部屋は、当時、相当な倍率だったと思いますし、一度も部屋が空いているのを見たことがありませんので、当選した人(間取りからして法人?)は相当ラッキーだったのでしょうね。

 

 

UR賃貸の新築物件は最近は少ない?

 

最近、UR賃貸の大規模な新築物件が建設されている話はあまり聞かないのですが、私が知っているのは勝どきビュータワーが最後になり、個人的には結構面白そうな部屋があったんですけど、分譲優先なので、駐車場が厳しいのがネックになる物件でした。

勝どきビュータワーの場合、大江戸線勝どき駅直結の物件であり、スーパーなどもテナントに入っていて、築地市場のすぐ近くですから生活をする上では結構便利な場所になりますので、完成する前から結構な人気のあったUR賃貸物件になります。

この勝どきビュータワーは全てがUR賃貸ではなくて、分譲物件とUR賃貸が同じ建物に共存しているちょっと変わった物件になっていて、上層階が全て別の高額賃貸になっているラ・トゥール汐留とも若干趣旨が異なっている仕様になっています。

UR賃貸単独で物件を建設できなくなったのか、実際の理由はよく分かりませんが、UR賃貸と分譲物件が同じ建物内に共存する事が今後の標準になるのであれば、部屋数は少なくなるけど、設備は豪華になる物件が増えてくるのかもしれません。

都内もタワーマンションを建設する土地が厳しくなってきていますので、今後の様子を見ていくとしましょうか。


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Updated: 2017年4月12日 — 1:32 AM