東京から人と車がいなくなるお盆の秘密|空洞化はいつから始まる?

地方と東京では、普段とは全く正反対の状態になる期間が年に数回あります。

そのうちの一つがお盆であり、8月のお盆期間中には東京には人が殆どいなくなり、道路も車が殆ど走っておらず、電車の中もガラガラになり、普段の混雑している東京の姿とはうって変わった状態になります。

その東京から人がいなくなる時期になると、逆に地方では人が増える事になり、普段は渋滞しない道路で渋滞が発生したり、人がたくさん集まってにぎわったりします。

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ただ、恐らくは普段から東京と地方をそれぐらいの人口比率にしておけば、今のような何でもかんでも東京になっているような歪んだ状態になる事はないのかもしれません。

現在は、東京に全てが集中している状態であり、東京都内に限定すれば子供の数も増えていて、小学校も新しく立てているのに学校が足りなくなるような状況になっている地域すらあります。

それとは正反対に、地方では子供の数が全くいないため、廃校になる学校も出てきていますし、地域自体に子供がいない為、地域自体が巨大な老人ホームとなりつつある地域もありますので、限界集落になるのも時間の問題のような場所も多いのです。

 

お盆の開始と東京から人がいなくなるのはいつからなのか?

 

お盆期間中に東京から人がいなくなる時期というのは、毎年必ず決まっていまして、あるイベントを境にそれは始まります。

ですから、あるイベントがいつから始めるのかだけを確認しておけば、その日から東京ではお盆が始まり、人の大量移動が始まることになりますので、判別は容易です。

お盆中は東京から人がいなくなるのは間違いないのですが、人が移動を始める期間とお盆が始まる暦の日程はイコールではありませんから、カレンダー通りにスケジュールを組んでいると、思惑通りに行かないこともありますので、ご注意ください。

では、あるイベントとは何ことなのでしょうか?

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東京に住んでいる方であれば、ご存知の方も多い思いますが、そのイベントとは「東京湾大華火祭」の事です。

名前を聞いてもピンとこないかもしれませんが、お台場の花火大会と聞けばなんとなくイメージがつくのではないでしょうか?

レインボーブリッジのすぐ近くで10000発の花火が打ち上げられる、東京でも都心のど真ん中で打ち上げられる事もあり、人も大量に集まりますから、最も有名な花火大会になります。

 

東京湾大華火祭の日程は毎年変更になるので要注意。

 

この、東京湾大華火祭の日程は毎年異なるのですが、今年の第27回東京湾大華火祭でしたら、8月8日土曜日から開催されますので、今年はこの日から人の大移動が始めると思っておけば大丈夫です。

ただし、東京では自由に休みを取れるような環境の人が多い為、すでに東京湾大華火祭の前日の8月7日から、空港や駅などに人が集まる傾向がありますから、東京湾大華火祭の前日位から東京大移動が始まると思っても良いでしょう。

東京の駅や空港が、お盆の時期は出国や地方に移動する人で大混雑になり、連日乗車率が100%になっているのを見ていると、いかにたくさんの人が東京にいて、生活をしているかがよくわかります。

できれば、普段からもう少し東京で生活をしている人たちが、地方に分散していれば、東京が混雑をする事もありませんし、地方の過疎化が急激に進む事もないのでしょうけど、この辺りは難しい問題ですね。

便利な東京だからより人はたくさん集まりますし、そこで成功をした人は税金が安くて新しい仕事がやりやすい海外に移住をしてしまいますから、地方に戻る要因が全くありません。

東京の瞬間的な空洞化を見ていると、毎回過疎化していく地方を回復させる事を考えてしまうのは地方出身者だからかもしれませんね。

東京のお盆前後の移動開始日程を調べるには「東京湾大華火祭」の開始日をしれば良いので、ネットで毎回調べておけば良いでしょう。


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Updated: 2015年8月7日 — 9:39 AM