8月の気温が35度を超えるようなとても暑い季節になると、それに合わせて毎年開催される有名な東京の花火大会が「東京湾大華火祭」になります。
その正式な名前を知らなくても、お台場の花火大会と聞けば理解出来る人も多いのではないでしょうか?
ただし、港区の花火大会のように見えても実は港区の花火大会ではなくて、実は中央区の花火大会になるのは知らない人が多いかもしれませんし、そんなことはどうでも良いといった感じでしょうか?
レインボーブリッジのすぐ近くから10000発の花火が打ち上げられる訳ですから、他の花火大会とは異なり、都会のど真ん中で花火大会が行われている日本でも珍しい花火大会になります。
隅田川でも花火が打ち上げられていますが、特に高層マンションが多い港区のレインボーブリッジ周辺で大型の花火が打ち上げられるのは東京湾大華火祭だけですし、花火の打ち上げ場所も東京湾の地形をうまく使っています。
その為、近郊の数あるタワーマンションの上層階から花火を見ることもできますので、混雑した場所で花火を見たくない人は悠々自適に高層マンションからエアコンのついた部屋で花火を見ることができます。
東京湾大華火祭が部屋から見えるマンションの眺望は変わる?
最近は、花火が打ち上げられる中央区の海近辺にタワーマンションが続々建設されている為、以前は特等席で花火が見れてたはずのマンションの眺望が大きく変わってしまっている物件もあるのではないでしょうか?
花火大会目当ての眺望が気に入ってマンションを購入する場合は、そういった眺望が将来保証されている訳ではないことを理解した上で購入する方が良いですし、年に一回のことですから、それほど人生を賭ける要素もありません。
一番目の前でこの花火大会を見ることができるタワーマンションと言えば、中央区の東京タワーズになるのでしょうけど、さすがに東京タワーズは場所が海沿いの僻地にありますから、眺望を妨げる建物ができないかもしれませんが、絶対ではありません。
浜離宮を見渡せる東京ツインパークスの上層階でしたら、おそらく視界を遮る建造物がいつの間にか建設されていることはないでしょうけど、東京湾大華火祭自体がいつ中止になるかわかりませんので、やはり花火は地面で見るものだと思っておいた方が良いかもしれません。
タワーマンションを購入際に、販売業者がしきりにその眺望を売りにしていることがあるのですが、タワーマンションの眺望に関しては、その眺望が保証されているのは購入時の状況であり、将来にわたって確実に保証されているものではないことを理解しておくと良いでしょう。
花火を見る為に専用のマンションを経費で契約する人
東京には富裕層に該当するような人がそれなりにいますので、隅田川の花火大会や東京湾大華火祭の花火を見る為だけに、タワーマンションの最上階を別荘代わりに借りている人もいます。
税金を払うくらいなら税金対策として借りておいた方が良い人もそれなりにいるでしょうから、高額所得者の人特有の贅沢なタワーマンションの使い方になりますので、興味があればそういった富裕層になると良いでしょう。
税金対策用として花火を見る為だけにタワーマンションの最上階などを借りる場合は、出来れば法人名義で契約をした、打ち合わせの用の事務所として実態を使い、一切居住用ではない状態で使っておくと便利です。
居住用の場合は経費として認められる幅が狭くなりますし、共有部分を合わせて100平米を超える物件の場合は、最大でも50%までしか経費にできませんし、タワーマンションの最上階というのは大抵100平米を余裕で超える部屋が多いので、注意が必要です。
まあ、お金が有り余っている人であれば、所得から家賃を支払えば良いので、その際には年に数回しか使わなくても、どのような部屋であっても、後々トラブルになることはありません。