東京で茶室付きのマンションに住む方法|共用スペースを利用

東京で茶室付きの物件を探す場合、殆どの場合で相当高額な物件になりますし、一部では専用の茶室部屋が付いている物件もありますが、それらは豪華住宅に該当する一戸建であることが殆どであり、マンションタイプでは殆どありません。

例えば、寿司カウンターが付いているマンションもありますけど、家賃は月100万円どころではすみませんから、そのような特殊な部屋が付いている物件の場合は、相当高額な家賃を払える人か、自分で分譲タイプのマンションを購入して部屋を改装するしかありません。

ただ、契約した物件の部屋に和室があるのであれば、その和室をうまく使って茶室として利用できるのでしょうけど、賃貸物件の場合は和室が付いている物件自体もかなり少なくなります。

 

和室を茶室として使いたくても、和室付きの物件自体が希少。

 

茶室が欲しいなら和室を代わりに使えばいいと思っても、肝心の和室付きの物件自体が都内にも殆どありませんし、和室があっても立地条件が合わないとか家賃が合わないとか、なかなか思い通りにいかないのが現実です。

また、和室が付いていても一般的に安っぽい感じの部屋の作りであることが多く、本格的な和室とはほぼ遠い、なんだか海外のインチキ日本料理店のような和室ばかりですから、日本なのに和室には厳しい現実がある訳ですね。

そんな訳で、和室付きの物件を諦めるとか、茶室付きの物件を諦めるとか、色々と残念な判断をされる方も多いのですが、地方ならそれでも良いでしょうけど、東京の場合は実は簡単にこの問題を解決する方法があります。

 

東京で茶室付きのマンションに住む方法とは?

 

東京では大型のタワーマンションが沢山ありますが、そのような大型のタワーマンションでは、マンションそのものが別途に本格的な茶室を用意していることがよくあります。

例えば、品川の高輪ザ・レジデンスでしたら、普通にそれなりの和室がありますから、こちらのマンションを契約しておけば、契約者(居住者)であれば、誰でもその茶室を利用することが出来るのです。

それにより、個別の部屋に和室や茶室が必要なくなりますので、ただでさえ少ない和室付きの部屋を必死で探す必要もなくなり、単純に大きなタワーマンション単位で茶室や和室が付いているマンションを選べば良いことになります。

茶室に関しては、用意されていない物件もありますが、和室に関しては都内の殆どのタワーマンションで用意されていますので、茶室を利用したければ、タワーマンションを引越し先に選ぶと良いことになります。

立地条件に関しても、タワーマンション単位で選べるのであれば、相当幅が広がりますので、ある程度の妥協が必要な物件、妥協することなく即日契約をしたくなる物件など色々選択肢が広くなります。

 

タワーマンションの茶室利用については別途利用料金が必要です。

 

都内のタワーマンションに用意されている茶室や和室というのは、そのマンションの共用施設のような扱いになっているため、利用する際には受付か管理事務所に連絡をして、そこで利用の手続きを行う必要があります。

自宅とは違い、勝手に利用することが出来ませんので、一見して不便なように感じるかもしれませんが、時間制の料金制ですから、それほど長時間連日利用するような人もあまりいませんから、特に心配も必要ありません。

利用料金に関しては、その茶室や和室の規模によって異なりますが、大抵は住民だけで利用する場合は格安になっていて、外部の人を招き入れて個人的利用以外に使う場合は、それなりの金額に設定されていることが殆どです。

個人利用で家族で使うとか、同じマンションの他の住民だけで使う場合は、本当に格安料金ですから、これを利用しない手はありません。

ただ、タワーマンションになると最低の家賃が10万円以上は確実になり、家族連れの間取りの場合は20万円前後が最低ラインになりますから、それなりの所得が必要になりますが、茶室を必要としている人なら問題無い範囲です。

そもそも、茶室自体が安い設備ではありませんから、それを考えると都内に沢山あるタワーマンションから気に入る物件を色々探してみると良いでしょう。

Updated: 2015年10月18日 — 11:08 AM