タワーマンションとメゾネット|電気代が高くなる部屋

ここ最近、タワーマンションの特殊な部屋として、部屋の中に階段があり、上の部屋と下の部屋が一つの物件になっている、いわゆるメゾネット住宅と呼ばれている部屋が用意されている物件が多くなっています。

汐留にある分譲タワーマンションの東京ツインパークスであったり、有名な高額賃貸の六本木ヒルズレジデンスCであったり、大抵これらの高級マンションと呼ばれているタワーマンションにはメゾネット住宅が用意されています。

また、高額な物件でなくても、ごく普通の一般的なマンションでもメゾネットタイプの部屋は増えてきており、いわゆる、平屋のようなマンションの部屋ではなくて、一戸建ての2階建て住宅のような空間を好む人がいることがよく分かる話です。

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メゾネットタイプの部屋は良いことだらけ?

 

基本的に、メゾネットタイプの部屋と普通の部屋のどちらがよいかと言えば、それに関しては人によって好みがありますので、どちらがよいというわけではないのですが、広い空間なが欲しい人、天井が高い部屋が欲しい人はメゾネットのほうが向いています。

マンションの部屋の中に階段があるというのは、ある意味別世界的な感覚になりますので、部屋の移動が楽しくなるとか、人によってはそれが無いよりも得られるメリットが大きいこともありますからね。

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ただし、部屋が広くなる分、当然部屋の価格や家賃も高額になりますから、通常の部屋よりもメゾネットタイプの部屋のほうが何をするにもコストが掛かることになり、これは経済力がある人でなければ、メゾネットの部屋の維持は難しいことを意味します。

何しろ、建物の部屋2つ分を専有して一つの住宅にしている都合上、そのスペース分のコストが発生するのは当たり前になりますので、実際に内覧をしてみてこの部屋いいな?と思っても、案外予算オーバーになり借りれない人も多いのです。

 

 

電気代がかなり高くなるメゾネットタイプの部屋。

 

部屋の家賃や維持費が高くなるのは、2つ分の部屋を専有している物件なので当然といえば当然なのですが、それに加えてこのタイプの部屋は電気代がかなり高くなる傾向にあるため、予算ギリギリで契約をすると電気代の請求に驚くことになります。

電気代に関しては空調費用が大半を占めるのですけど、夏場になるとエアコンを使わずに過ごすのはかなり厳しいのが今の日本ですから、メゾネットの部屋のように天井が極端に高く、室内空間が広い物件の場合は、当然冷暖房費がかかってしまいます。

メゾネットの部屋を選ぶ場合、そのペントハウスのような見た目、部屋に階段がある見た目で、思わず手を出してしまいそうですけど、高めの家賃だけではなくて、その維持費を安定して支払えるのかを確認しておいたほうがよいですね。


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Updated: 2017年2月9日 — 2:25 AM