同じマンションなのに異なる鍵が2種類以上?
通常マンションを契約すると鍵を複数個渡されますが、どれも同じ鍵のはずです。
仮に違っていても、その違う鍵はトランクルームの鍵であり、部屋の鍵ではありません。
では、同じマンションなのに異なる鍵が2種類以上もあるマンションとはどういったマンションなのでしょうか?
入り口が2つある?
異なる鍵があるという事は入り口が二つあるという事になりますが、契約は一つのマンションです。
契約が一つなのに二つの入り口があるとは、どういった意味なのでしょうか?
これをアネックスタイプのマンションと言います。
アネックスというのは同一のマンションの部屋が、全く違う場所にあるタイプのマンションの事です。
通常はマンションの部屋というのは廊下があり、全てがドアでつながっているはずで、室内に入ればどの部屋でも移動が出来ます。
アネックスタイプのマンションはこの部屋のうち、通常は一部屋が全く別の場所にある為、鍵が2種類以上必要になります。
※アネックスでも鍵が共通のマンションもあります。
アネックスタイプはオススメ
アネックスタイプは玄関から部屋まですべてが完全に分離していますから、複数の人数で生活する場合や、友人等が泊まりにきた際には大変便利ですし、コンロや水回り、トイレ等も個別についている為、それ単体で生活が可能です。
ただし、アネックスルームに浴槽は殆どありませんので、基本のフロアの部屋のモノを使う必要があります。
アネックスタイプのデメリットは、完全に部屋が分離しているという構造上、電話、電気、水道、ガス等が別料金で払わないといけない事です。
電話に関しては携帯電話がある為、別に契約はいりませんが、電気、水道、ガスは、全く使わなくても基本料金が必ず発生します。この料金は絶対に支払わないといけません。
全く別の別荘の様な扱いの部屋を借りていると言ったイメージなので、使い方によってはオススメな物件です。