東京で新しく生活するようになった場合、大抵の人は通勤手段に電車を使うようになりますから、最寄駅について強い関心を持つことになります。
地方から東京に引っ越してきて、最初から車通勤ができるとか、それが許されている人は殆どいないでしょうから、まずは電車を使って通勤することから始まる訳です。
会社の住所というのは大抵メジャーな駅が近くにあることが殆どですから、渋谷駅、新宿駅、東京駅といった感じで、会社の最寄駅は調べるまでもなくすぐにわかります。
スポンサードリンク
しかし、新しい物件を探している人の場合、例えば会社の最寄駅が渋谷駅の場合は、渋谷駅になるべく高速かつ、乗り換えが無い、もしくは乗り換え回数が極端に少ないルートの駅を選ば無いといけません。
当然、渋谷駅の近くの物件を契約すれば、徒歩や自転車で一番早いのですけど、例えば渋谷駅のすぐ近くにある、ラトゥール渋谷などはワンルームであっても40万円前後の家賃が必要になる為、一般的な物件ではありません。
渋谷の道玄坂近辺であれば、ワンルームで家賃15万円前後の物件もたくさんあるのですが、正直言って近くに買い物ができる場所が殆どありませんから、通勤は便利であっても、日常生活が大変困ることになるでしょう。
ラブホテルとか、チェーン店の飲食店などでしたらたくさんあるのですが、センター街にいっても日用品が安く安定的に購入できる訳ではありませんし、近くのスーパーはイオンとかと比べると大変小さくて、不便です。
そんな感じで、会社が渋谷駅の徒歩圏内にある場合は、ある程度金銭的な余裕のある人は、必ず座れるけど、運賃と家賃が高くなる大崎、大井町方面近辺で物件を探すことになり、お金に余裕が無い人は、埼玉県方面で物件を探すことになります。
通勤快速と快速電車の違いについて
渋谷駅近辺に会社がある場合で、お金に余裕がある人であれば、大井町とか、品川シーサイドに物件を契約すれば良いので、電車通勤であっても、通勤快速、快速、普通電車を意識する必要性は全くありません。
なぜなら、すべての駅に通過する電車が停車するからです。
渋谷駅に通勤することで考えた場合は、通勤快速、快速を意識しないといけない人というのは、主に埼玉県方面から渋谷方面に通勤する人になります。
スポンサードリンク
そこで疑問になるのは、通勤快速と快速、普通電車の違いについてになりますが、いったい何が違うのでしょうか?
わかりやすく言えば、最も早く移動できるのが通勤快速であり、大宮駅から渋谷駅に埼京線で移動した際にはそれが顕著に分かるくらい移動時間が異なります。
次に早いのが快速電車であり、通勤快速と比べると若干停車する駅が多くなるのですが、普通電車と比べると、まだまだ圧倒的に早い状態。
普通電車というのは、すべての駅に停車することから、最も移動速度は遅いのですが、当然路線内の各駅に必ず停車しますから、どこからでも乗り込めて、どこからでも降りることができる点については、大変便利だと言えます。
実際に、通勤快速を使ってみた感想でいえば、できれば、電車通勤をする場合は、通勤快速が停車する最寄駅近くの物件を選んだほうが良いことが多いです。
移動時間が無駄にならないことは有利ですからね。
しかし、若干通勤快速が停車しない駅よりも、近辺の家賃の物価が高いことや、別にそれほど電車の移動時間にこだわらない人であれば、特に通勤快速が停車しない最寄駅を選んでも問題ありません。
電車での移動距離が長くなるほど、通勤快速であるほうが快適に移動できるのですが、特にそれほど会社の最寄駅と、現在利用予定、利用している最寄駅が離れていない場合は、こだわりなく気に入った物件がある駅を選ぶのが良い判断です。
ですから、通勤快速が停車する最寄駅に近い物件が優良物件ではなくて、優良物件になると、そもそも通勤快速自体が各駅停車と同じような扱いになっているため全く関係がなく、都心から離れた場所から通勤する人ほど、意識したほうがよい属性ということです。
出来れば、なるべく会社の近くの物件を選び、3駅以内なら家賃補助の金額が高くなるといった会社に勤めつつ、自転車や徒歩などで通勤したほうが、都会の通勤ラッシュに影響されることなく、地方と同じ感覚で通勤が出来ますので、便利です。
実際に、最近では自転車で通勤をしている人が都内には多くなってきていて、皆さん満員電車にのるのは時間の無駄とか、バカらしいと言っている人ばかりです。
スポンサードリンク