地方にお住いの会社員の方が、東京に進出して生活をしたいと思った場合、先日もブログで書いた通りの幾つかの方法があります。
その中で、今回は、両親名義で不動産を借りて、東京に引っ越した後に、就職活動を行う方法について書いてみます。
この方法については、別に会社員の方でなくてもよくて、派遣社員とかアルバイト、無職の方ですら実現可能な素敵な方法です。
東京に進出したい方であれば、本人の能力や実績はどうでも良い訳ですから、簡単なのか?と言えばそうではありません。
当事者はどうでも良くても、その両親の能力に依存することになりますので、そちらに問題があれば、実現する可能性は0%になります。
やり方としては、両親にそれなりの収入がある、もしくはそれなりの金融資産がある場合に、そちらの両親の名義を使って東京で不動産を契約するといった流れになります。
もしくは、本人は無職であっても、就職活動をするために東京に居住する必要があり、その際の住居の連帯保証人をご両親が行う趣旨を説明すると、不動産業者も対応してくれる場合もあります。
この方法のメリットについては、どのような人であっても両親の実績を使って東京のマンションを契約するため、容易に可能であることです。
反対のデメリットについては、東京に引っ越した後は、両親が永遠に家賃等の費用を負担してくれる場合以外は、そこからはご自分で全てを決められた期限内に行わないといけないということです。
当たり前の話ですが、東京で生活を始める訳ですから、引っ越しやその居住先までは両親に面倒を見てもらっても、そこから先は自分で進んでいかないといけません。
東京に引っ越して、仕事が全く見つからない場合は、アルバイトでしたら幾らでも東京にはあるのですけど、飲食店にしても人があまりに多すぎて、仕事が決まらない人では、おそらく務まらないでしょう。
渋谷の道玄坂にある吉野家などに、平日のお昼間くらいに出向いてみれば、その意味がよくわかると思います。
事前に、東京で人脈を作っておき、それまでの行程は両親になんとか頼み込んで負担してもらうのが良いかもしれません。
当然ですが、地方で会社員をやっていた場合は、その会社を退職してから東京に行くことになりますから、失業保険の給付対象になる方は、そちらを利用しても良いかもしれませんね。
自己都合の場合は3ヶ月間は給付されませんが、実はすぐに給付される方法もあります。
それは、職業安定所に出向いて職業訓練を受ければ良いだけです。
職業訓練と聞くと、刑務所のような場所で単純作業をするのでは?といったダークなイメージがあるかもしれませんが、地方と違って、東京の職業訓練は意外にまともなものが多いので驚くはずです。
また、社会人向けに有名な大学が3ヶ月間の行程で行っているものもありますから、これを利用しない手はありません。
その後の就職については、それなりに社会経験を積んだ方であれば、それほど難しくはないと思いますので、頑張って上京を検討してみてください。
正社員の方であれば、地方の会社を退職後に、東京で職業訓練を受けつつ、その間に就職活動、両親の名義でマンションを契約すれば、東京での一人暮らしの生活が始まります。