タワーマンションと防災センター|24時間対応と盗難事件

地方などにある一般的なマンションの場合、エントランスに事務所がある訳でもなくて、管理人がエントランスに常駐しているような場合であっても、夜間になれば無人になることが多いかと思います。

しかし、都心のタワーマンションの場合は、必ずエントランスには管理事務所や受付が対応していることが普通であり、その後の夜間の対応は防災センターという部屋があり、そこで管理をしている人たちが24時間体制で対応しているのが普通です。

 

防災センターってなんでしょう?

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こちらの防災センターなんですけど、何か災害があったときに緊急対応してくれそうな名称なのですが、単純にマンション管理の裏側で働いている人たちの事であり、普段は監視カメラの管理やマンションの細かな管理、受付がいなくなる深夜の管理や警備などをしています。

ただ、お住いのマンションによっては、防災センターの名称ではない場合もあるかもしれませんが、やっていることは全く同じなので、専用の作業着のような制服や警備員の制服を着ている人が事務所として使っている場所がマンション内に必ずあるはずです。

警備員が夜間に見回りをしているタワーマンションであれば、裏口のような頑丈なドアから警備員が出入りをしているかと思いますが、大抵はそこが防災センターの事務所になっていることが多いです。

 

 

24時間有人管理されているとやはり安心感はありますが・・・。

 

マンション内部で住民同士のトラブルがあった場合とか、駐車場でトラブルが発生した場合、昼間であれば受付に行けば担当者が対応してくれますけど、夜間であれば受付には人がいないことが多いですから、警察を呼んだり業者を呼んだいしているとかなりの時間がかかります。

しかし、その場合、深夜であっても防災センターに一言声をかければ、普通は大抵のトラブルには対応してくれますし、駐車場でトラブルが発生した場合、本人がその場にいなくてもあとは防災センターが全て対応してくれたりもします。

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まあ、相当な高額なマンションの場合は24時間体制でバイリンガルの英語や日本語ネイティブなコンシェルジェと呼ばれているスタッフが常駐しているような物件もありますけど、別に普通なその辺のタワーマンションであれば防災センターが何とかそれの代わりになってくれる感じでしょうか?

 

 

防災センターは盗難の場合にはあまり役に立たない?

 

めったにないことなのですけど、タワーマンション内で自転車や自動車の盗難があった場合、当然監視カメラが設置されている事が当たり前のタワーマンションですから、犯人を簡単に特定できると思っている人も多いかもしれません。

まあ、タワーマンションの駐車場から車を盗むのは事実上不可能な構造になっている事が殆どなのですけど、バイクや自転車でしたら、プロの窃盗団がやろうと思えば可能であることも多いですからね。

この場合ですが、監視カメラがあるので安心であり、犯人もすぐ捕まると思っている人もいるかもしれませんが、防災センターが管理している監視カメラはあくまで映像を記録しているだけであり、そこに記録されている人物が誰なのかまでは当然分かりません。

 

 

被害者の負担は想像以上に大きく防災センターは映像を渡すだけ?

 

当然、警察に通報をして警察が監視カメラの映像を持っていくことになるのですけど、警察から被害者に証拠の提出はしてくれませんから、あとはご自分で防災センターと相談して映像を渡してもらい、その後にその人物が誰なのかは被害者が特定しないといけなくなる事が殆どです。

ですから、監視カメラがあると言っても、それは映像を記録しているだけの話になりますので、盗難などが心配な場合は深夜に警備員が常駐しているとか、防災センターの担当者が巡回している物件を選ぶとより安心感が持てることになります。


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Updated: 2016年10月11日 — 1:53 AM