東京湾で釣ったハゼを飼育してみよう|小さな水槽では単独飼育

東京湾と言えば、ハゼ釣りが大変有名ですし、夏の終わりくらいから秋にかけて沢山のハゼが至る所で簡単に釣れる為、ハゼを釣っている人をそこら中で見かけます。

ただし、時間帯で言えば一番釣れる午前6時位から皆さんハゼ釣りのポイントに行って釣りをしている状態ですので、お昼頃に気軽にポイント付近に行ってもあまり釣れないかもしれません。

ダボハゼならいつでも簡単に釣れますけど、殆どの人が狙っているのはマハゼと呼ばれる、食用に適したハゼの方ですから、ダボハゼが活発になるお昼頃は結構大変になるかもしれません。

誰でも簡単にお昼頃にハゼを釣りたいのであれば、場所が僻地で不便な場所にありますけど、江戸川放水路に行けば全く釣れないといった状態になることは殆どありません。

月島とか台場、品川辺りでも1000円程度の釣り道具があれば、簡単にハゼは釣れますので、大量に釣りたい訳でないのであれば、わざわざ江戸川放水路まで行く必要はないと思われます。

台場の穴釣りなら、上からドボンですから、近所のマルエツで買った餌と100円の釣り道具セットでもハゼを釣ることができます。

 

 

飼育する為にハゼを釣るのであれば時間帯はいつでも大丈夫。

 

食べる為にハゼを釣るのであれば、午前6時くらいにはポイントに行っておかないと大量に釣り上げることは難しくなるのですが、特に食べるわけではなくて、飼育用にハゼを釣るのであれば、時間帯はいつでも構いません。

夜間になると滑りやすい場所が多いので、できれば明るい時間帯を選んだ方が良いのですが、飼育用のハゼを捕獲する際には数匹程度つり上げれば良いので、時間的に言っても早ければ5分程度で釣りが終わることもあります。

このようなお手軽簡単な釣りは、ハゼ釣り以外にはあまり例がありませんから、大変馴染みやすい釣りであると言えますね。

丘からハゼを釣っていると、船釣りとは異なりダボハゼが何匹か釣れるかもしれませんが、その際にはポイントを変えてマハゼが釣れる場所を探してみるのも良いでしょう。

 

 

飼育用に捕獲するハゼは同じ大きさのものを数匹程度で大丈夫。

 

飼育用にハゼを捕獲する手段として、魚を傷つけない釣りの捕獲は大変有効になるのですが、注意点としては同じく位の大きさのハゼ以外はその場でリリースすることです。

なぜなら、沢山ハゼを釣って喜んで持って帰っても共食いを始めますし、共食いだけでなくて、飼育中の早い段階で殆どのハゼが死んでしまいます。

ハゼの飼育は他の海の魚と比較すれば簡単な部類なのですが、それでも淡水の魚の飼育と比較すると難易度が上がりますので、普通の家庭であれば数匹程度の飼育が限界になります。

よほど大型の水槽と海水魚用の大型の濾過フィルターがあるのであれば別でしょうけど、普通の家庭では30cm水槽から60cm水槽が一本あれば良い方ですから、その環境で30匹、50匹のハゼの飼育をすることはできないのです。

海水魚飼育が初心者の方の場合は、30cm水槽なら単独飼育、60cm水槽なら3匹程度くらいの飼育が良いと言えます。

 

 

ハゼの飼育は海水魚の中でも最も簡単で適当飼育が可能です。

 

ハゼの場合は、汽水域でも生息できる魚ですから、他の海水魚のようにシビアな海水は必要なくて、比重計を使わず適当に人工海水の元を使って作った海水でも大丈夫です。

やろうと思えば、淡水でも飼育することは可能な場合がありますが、海水域で釣ったハゼの場合は、あまりお勧めできる飼育方法ではありません。

餌は適当にスーパーで買った鮮魚類の余り物を与えれば良いですから、アサリとかホタテの切り身を与えておけばゴカイを購入する必要もありません。

水草や海藻を育成するわけではありませんから照明も適当で良くて、LED照明の安いものがあれば大丈夫で、水槽も30cm程度でも問題はなくて、砂利はサンゴ砂と呼ばれる細かい砂を適当に詰めておけば大丈夫です。

 

海水は人工海水で大丈夫ですが濾過フィルターは最低でも2213。

 

ハゼの飼育の場合は、海水魚なのですが、なんでも適当でいいところがポイントであり、本当にお手軽飼育ができるのですが、唯一適当ではいけない部分があり、それが濾過フィルターになります。

海水魚の場合は、濾過フィルターについては淡水魚よりも遥かに大型のものが必要になりますし、水作エイトのような投げ込み式の濾過フィルターも使えませんし、エアレーションをすると塩分が飛び散って大変なことになります。

最低でも30cm水槽でエーハイム2213を一台、60cm水槽の場合は2台のエーハイム2213を用意しておかないと、海水魚の安定飼育は大変厳しい為、長期的な飼育は難しいでしょう。

海水魚の飼育で必須になる水槽クーラーに関しては、ハゼは年魚ですから一年間程度いきれば良い方なので必要はありません。

 

以下、東京湾で釣ったハゼの飼育をする為の飼育器具についてのご紹介です。

Updated: 2015年10月9日 — 2:02 AM