地方から東京に引越しを検討している人の場合、まだ物件が決まっていないことも多いでしょうけど、基本的にどこに引っ越すにしても電車通勤をするのであれば、時間帯によっては大混雑をしてしまうことは覚悟しておかないといけません。
会社の重役や政治家のように、運転手つきの車で通勤、通学が出来る人なら満員電車も悪天候も全く関係がないのでしょうけど、普通の人はセンチュリーとかロールスロイスなどで送迎してもらえる環境ではないので、基本電車が基本になります。
才能がある人は東京で生活をする際も大変有利にスタートできます。
ある程度の才能がある人であれば、勤務先が徒歩や自転車で通える範囲の優良物件を格安で提供してくれることもあるのですが、大抵は高学歴で大きな会社に入社している人くらいしかこのような待遇はなかなかありません。
大企業は福利厚生が大変優れていますので、中小企業と迷ったら大企業にしておいて損はないのですが、やはり最低限度の学歴や家柄などを評価されることもありますし、家族構成も全て調べられることもありますから、なかなか難しい選択になるのです。
都内の一等地の物件を、信じられないくらい格安で会社が提供してくれる訳ですから、そのような福利厚生がしっかりしている会社を選んでおけば、転職をする際であっても有利になることはまちがいないので、検討の価値はあるかと思います。
地方から東京に引っ越す場合は事前に数日くらいはホテルで滞在してみる。
地方から東京に引越しを検討している人の場合、大抵は住む場所はまだ決まっていなくても、引越し先で通勤、通学する学校や会社はすでに決まっている事が殆どですから、引越しを検討している大まかな地域のホテルで暫く生活をしてみるのがお勧めです。
ネットや書籍の情報だけでは、正直言って通勤通学時に発生する固有の問題やトラブルなどは全くわかりませんから、一度、その近辺のホテルの部屋を取って数日くらい生活をしてみれば、ある程度の実態がわかってきます。
特に通勤通学時間帯の電車の混み具合であるとか、人身事故が多発している路線であるとか、駅が使いにくいであるとか、そのような事実は実際に自分で体験してみないとわかりませんから、人から聞いた話だけではダメな場合が多いのです。
ホテルで数日生活をして、朝の通勤通学時間帯に電車に乗って目的の場所に通い、その近辺をぶらぶらしてみるとか、内定が決まっている会社であれば挨拶をして事情を話して、いろいろなアドバイスをもらうとか、やれることは沢山あります。
東京で生活をしている人の話は意味がわからないこともあります。
ただ、地方で生活をしている人の場合、東京で長期間において生活をしている人と話をしてみると分かるのですが、東京の地名であるとか固有名詞であるとか、意味が分からない事が多いでしょうから、その際には遠慮なく相談してみるのも良いと言えます。
一度引越し先を決めてしまうと簡単には変更できませんから、よーく考えて、多少の費用を惜しまずに、実際に現地で暫く生活をしてみると後で後悔してストレスに侵されて地元に戻ることになる確率も下がるのではないでしょうか?