タワーマンションの駐車場は不便?|お金があれば快適

東京都心に沢山建設されているタワーマンションを見ると、地方で生活をしている人ほど凄いとか、あのようなタワーマンションで生活をしてみたいと思う方が多いようですが、タワーマンションにも当然メリットとデメリットが存在しています。

地方と東京で最も状況が異なっているのが、東京は車を保管する駐車場の数が絶対的に足りていないということであり、タワーマンションのような特に巨大な集合住宅の場合、地方でよく見られる敷地内の平置き青空駐車場を用意することはできません。

 

タワーマンションには地方のような青空駐車場はまずありません。

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地方のマンションの場合は、マンションの敷地内にアスファルトで舗装された駐車場が用意されていて、そこを入居者が契約して利用するような流れになっていることが殆どであり、屋根がない青空駐車場である場合が多いと言えます。

このような駐車場の管理をする為には、土地が余っている必要がある為、東京都心部のようにタワーマンションを建てないといけないほど土地が足りてないような立地の場合は、マンションの敷地内に駐車場専用の広々としたスペースを用意することはできません。

単純に土地があるかないか、東京は土地がないから駐車場もないといった話になる訳なのですが、土地がないからタワーマンションを建設している訳なので、タワーマンションの駐車場というのは地下であったり、機械式駐車場として用意されることが多いのです。

そこで土地が足りていない中、用意されているのが機械式駐車場という訳なのですが、こちらの機械式駐車場について言えば、必ず待ち時間が発生する為、日々の利便性は良いとは言えず、イライラする人も結構いるようです。

 

東京のタワーマンションの駐車場の問題はお金のみで解決可能。

 

機械式駐車場のメリットといえば、少ない土地に多くの車を保管できることと、車を使わない間のセキュリティーが大変高いということなのですが、セキュリティーに関して言えば、都内のタワーマンションの場合は平置きも機械式もさほど変わりはありません。

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物件によっては、駐車場のセキュリティーゲートが複数用意されている場合もあり、すべてのゲートを抜けていかないと車の出し入れそのものが出来なくなっている為、駐車場内で車を盗まれることはまずないと言えます。

よって、都内のタワーマンションの駐車場の場合は、機械式よりも車幅200cmのフェラリーやランドクルーザーも保管できる平置きの駐車場の方が良い訳なのですが、当然ながら平置きの駐車場の方が料金がかなり高く設定されています。

 

機械式駐車場が5万円なら平置き駐車場は10万円前後のコスト。

 

更に、より高額な家賃に設定されているタワーマンションになると、平置きの駐車場しか用意されていないこともありますから、そうなると駐車場代は一台につき毎月10万円前後の費用が発生することになりますのでとても高額です。

機械式駐車場でも毎月5万円前後の費用が分譲タイプのマンションであっても必要になる訳ですから、更に利便性が良い平置きの場合は10万円前後の費用がかかるのは当然かもしれませんが、やはり高い感じですね。

タワーマンションの駐車場は機械式しかないから不便であると主張している人もいらっしゃいますが、高額な物件になれば、必ず高額で大型の車を保管する為の平置き駐車場も用意していますから、お金を沢山払ってそちらを契約するのであれば、全然不便ですらないといった話です。

この話はお金がすべての世界ですから、高額なタワーマンションに住んで、出し入れが面倒な機械式駐車場ではなくて、手っ取り早い平置きの駐車場を利用したい場合、とにかくお金を稼がないといけないということになります。

タワーマンションの平置きの駐車場というのは、基本的には地下に用意されていることが殆どですから、青空駐車場のようにいたずらをされたり、車を盗まれることはまずありませんので、お金があるなら平置きを選ぶほうが良いと言えます。


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Updated: 2016年4月18日 — 6:14 AM