東京一人暮らし|SUICAだけで生活をすることは可能?

東京で一人暮らしをする場合、都会ですから地方にはない色々なサービスが積極的に展開されている地域ですから、地方とは異なる生活スタイルで日々過ごすことが可能になります。

その中でも、電子マネーは大変普及している為、地方で使えないお店の方が圧倒的に多いようなマイナーな電子マネーであっても、東京では普通に利用出来るケースも多い訳ですが、その中でもSUICAだけで生活することは可能なのでしょうか?

 

東京で最も多くの人たちが利用している電子マネーはSUICA。

 

東京では電車を利用する際に、SUICAは最も多くの人たちが利用している電子マネーですから大変普及している為、現在では電車の利用時以外でも色々な場面でSUICAが利用出来るようになっています。

また、SUICAはクレジットカードのように審査などはなくて、誰でも所有できるようになっている為、未成年であっても気軽に所有することができます。

その為、一見して必ず審査が必要になってくるクレジットカードよりも優れている点もあるのですが、実際にはクレジットカードの方が圧倒的に利便性はよくなります。

SUICAというのは、あくまで電車を利用する為に使うものであり、日常生活のすべてをSUICAだけで完結させるには流石に無理がありますから、SUICAだけで生活をするスタイルはお勧めできません。

 

そもそも、電気代やガス代などはSUICAで支払うのは不可能なのです。

 

SUICAの特徴としては、タッチアンドゴーで簡単に支払い決済を行えるということであり、逆に言えばタッチアンドゴーをしないと商品やサービスの代金を支払うことができません。

これは、電気代やガス代をSUICAで支払うのは不可能という意味であり、コンビニなどに毎回請求伝票を持ち込んで支払えば良いと思うかもしれませんが、それでも出来ませんので、根本的にクレジットカードとは使い方が異なります。

家賃に関してもそうなのですが、一部、家賃もクレジットカードで支払うことが可能な物件はあっても、SUICAで家賃を支払う事はできない為、何をするにしてもSUICAはあくまでタッチアンドゴーが基本になっています。

 

SUICAは先払いで代金運営会社に支払っておきその残高を使用できる仕組み。

 

基本的に、SUICAというのは最大で5万円までの金額を事前にチャージ(先払い)しておき、それの残高分がSUICA対応の支払いで対応ができるだけの話なので、信用でカード会社が支払っている方法や、ニコニコ現金払いのような支払い方法はできないのですね。

SUICAだけで生活をしようと思った場合、クレジットカードであれば可能な事であっても大きく制約が発生してしまいますし、毎回SUICAに対してチャージをするといった面倒な手続きも必要になる為、特定の店舗のみを利用するライフスタイルでない限りはかなり難しい話になります。

更に、SUICAには大きなデメリットがある為、高額な利用はなるべく避けておいたほうがよいのです・・・。

 

SUICAを紛失した場合は保障されませんのでお金が戻ってくる事はありません。

 

キャッシュカードをなくした場合は、暗証番号がある為、容易に第三者が理解できる番号にしていない限り、預金しているお金が盗まれる事はありませんし、銀行に電話連絡をすれば緊急で対応をして頂けます。

また、クレジットカードは更に充実していて、暗証番号がわからなくても実はサインだけで簡単に使えてしまうのですが、悪意のある第三者に利用されてしまった場合は、そん金額分が保障されますし、電話をすればすぐにカードを使用停止にしてくれます。

クレジットカードの場合、利用した時点で、どこの店舗で利用しているのかがすぐに特定できますから、他人の拾ったクレジットカードを無断で利用する人は殆どいないと思いますし、保障される事もあるので大変こころ強いのです。

ただし、相当な過失や契約違反がある場合は、クレジットカードの場合であっても、カード会社が保障してくれませんので、やましい使い方をしてはいけません。

これがSUICAになると話が大きく変わり、万が一紛失した場合は、運営会社に電話してもどうにもなりませんので、そのまま警察に届け出を行い、無事に戻ってきた場合のみそのまま利用できますが、そうでない場合は全額損をして終わりです。

更に、デポジット代金500円分も戻ってきませんから、大損になる訳ですから、SUICAの場合は例え残高が少ない場合でもなくしてはいけない金券のようなものですから、そのリスクを考えると、高額なチャージは必要でないのであればするべきではありません。

結論から言えば、SUICAだけで東京で生活をするのは不可能なので、おとなしく電車の利用をする場合のみ使用して、あとはクレジットカード主体で生活をされる事をお勧めいたします。

Updated: 2016年2月25日 — 9:22 AM