東京の賃貸マンションはベランダからの眺望を優先するべき?

地方から東京に引っ越しをする人の場合、特に初めてタワーマンションへの引っ越しを検討している人であれば、その特有のベランダからの眺望を見て驚く人も多くて、結構凄いってイメージでベランダからの眺望に興味津々になってしまう人が多いですね。

また、東京のマンション特有の話としては、眺望が家賃価格の相場上昇につながっていることも多くて、ベランダから緑が見えますとか、ベランダから花火大会を見ることが出来ますとか、ベランダから富士山が見える部屋なども他の部屋よりも高めなのです。

不動産業者に関しても、内覧の際には大抵は眺望についての説明を熱心にすることが多いですから、部屋を見ている際に眺望について意識してしまい、割高な部屋を検討し始めることになる人もいいのですが、正直眺望についてはあまり気にしなくて良いです。

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東京の賃貸マンションはベランダからの眺望を優先するべき?

 

眺望というか、ベランダから顔を出せば首都高速道路が目の前を走っているなどの環境なら別かもしれませんが、夜景が綺麗とか富士山が見えるとか、そういった東京特有の眺望については、実際に引っ越して暫くそこで生活をすると全く気にしなくなります。

緑が見えるマンションとかでしたら、結構落ち着きますし、その緑の木々で周辺の道路から部屋の中が見えなくなるような状態になっていることも多いのですが、夏になるとセミが相当うるさいってデメリットもあるので、必ずしも良いわけではありません。

結局は眺望とかって言っても首都高速道路が目の前にあるとか、火葬場が目の前にあるなどの相当問題がある眺望であるなら別ですが、夜景が綺麗とか富士山が見えるって眺望はよほど物好きな人でないと地方から上京した人でも最初だけの満足で終わります。

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眺望のメリットは最初だけで結局は立地条件の方が重要になります。

 

43階建てのタワーマンションのベランダから浜離宮が見えるとか、実際にそういったタワーマンションで生活をして見れば分かりますが、最初はとても景色が良いですし、浜離宮は実際に現地に行くよりも、上から眺めていた方が良いって話もありますね。

なので、初めてタワーマンションの内覧をするなどで、ベランダやリビングから浜離宮が見えるタワーマンションの部屋を見れば、これはいいって思うんですが、暫くするとどうでも良くなりますので、眺望というかカーテンを閉めなくてよいかどうかですね。

タワーマンションでは眺望が良いとされている部屋の家賃がかなり高くなっていて、同じフロアでも反対側の眺望がいまいちって部屋は安くなっていることが多いのですが、それよりも日常的にカーテンを開けっ放しにできるかどうかのほうが重要になります。

 

 

必要なくなる眺望に割高な家賃を払うなら割安な部屋も検討する。

 

眺望が優れているってのがポイントになっている部屋は、東京では大抵同じフロアでもかなりの割高な料金が上乗せされている事がありますので、それを考えると、立地条件が同じであり、同じ設備で同じフロアの部屋なら少しでも家賃が安いほうが良いです。

基本的に家賃は1万円違うだけでも、かなりの違いや負担になることが多いですから、地方から上京したときは東京の眺望が良いとされる部屋を紹介されると、ついつい舞い上がってしまいますが、それは最初だけで暫らくするとどうでも良くなる訳です。

夜景や富士山が見るとかではなくて、東京で最もストレスを感じることが多い、カーテンを一日中開けることが出来ないって方が問題になりますので、そちらの方を優先して、あまりにも外部から室内が丸見えでカーテンが開けれない部屋は避けましょう。


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Updated: 2018年6月22日 — 2:08 PM