東京に移住して、東京で仕事をしたい外国人の友人。
その決意後に、埼玉県のUR賃貸を契約して、移住が完了し、無事に東京で仕事を行う準備まで頑張って実現しました。
埼玉県ですが、東京のすぐ北側にある大きな県ですし、電車での交通網が発達しています。
東京近郊に電車で移動する場合は、東京都内から移動するよりも、場所によっては早く移動できるような場合もあります。
ただし、埼玉県と東京間の電車というのは、たいてい大混雑していますから、通勤時間帯の混雑に関しては事前に我慢しないといけません。
通勤時の混雑が嫌な場合は、通勤場所に近い都内のUR物件を契約したおいたほうが良いですね。
外国人の方では、あまりいないと思いますが、もし、東京都の住民票がどうしても欲しい方を除き、埼玉県を候補に入れても良いかもしれません。
埼玉県以外はお勧めできない理由
同じく東京の東側に隣接する千葉県に関しては、確かに埼玉県同様に家賃は安いのですけど、都内への電車での乗り入れが不便なこともあり、あまりお勧めはできません。
千葉県で働きたいとかであれば、千葉県がお勧めですが、電車で都内に通勤したい事が前提になった場合は、やはりお勧めは出来ません。
電車の移動や混雑に我慢出来きて、特別気に入った物件があるのであれば別ですけど、それ以外のケースでは選ぶ理由がないでしょう。
あと、西側に隣接する神奈川県ですが、神奈川県の物件というのは、よほど不便な場所に行かない限りは、基本的には安くありません。
そんな感じですから、東京にまったく土地勘のない外国人の友人ですけど、先に東京に移住した祖国の人たちのコミュニティーに問い合わせて、無事に埼玉県のUR賃貸を契約して、日本に移住する事ができました。
しかし、この時点では、友人はまったく日本語が話せませんし、読む事もできないため、東京で仕事をしようと思っても、大変困る状況になります。
日本に移住後6ヶ月間で日本語をマスター
外国にいる間にためていた、ある程度の貯金は持ってきているとはいえ、いつまでもそれを崩しながら生活するわけにもいきませんから、なるべく早い段階で、日本語を学習しないといけない事になります。
この時に、友人が日本語を学習するための期間として、事前に見積もっていた期間は、6ヶ月間です。
その6ヶ月間の間に、何としても日本語を学習して、東京で仕事をしないといけないといった、あとに引けない状況を自ら作ったんですね。
海外に移住して、その国の言葉がわからないから、6ヶ月間で覚えるためのスケジュールをしてる時点で、とてもすごい行動力だと思います。
結果的に、この友人は6ヶ月後にはビジネスレベルの日本語を理解できるようになり、日本語を話す事ができるようになった訳です。
これって、簡単そうに見えてかなり凄い事ですよね。
では、友人はどうやって、まったく日本語が話せないのに、6ヶ月間で日本語を話せるようになったのでしょうか?
多分、皆さんが知りたいのはこのやり方だと思いますので、そちらについてご説明します。
外国人の友人が6ヶ月間で日本語を話せるようになった秘密の方法
駅前留学とか、ネットで勉強、日本語の訳のわからない教材などは一切買っていませんし、驚くべきことにお金も1円も使っていません。
その驚くべき方法とは、実にシンプルな方法です。
友人は、日本に移住して、日本語を覚えるために、近くの公民館に通いました。
そこで、毎日公民館に顔を出して、地元の年配の方から日本語を教えて貰ったのです。
日本特有の話になると思いますけど、公民館というのは必ず地域にある建物のことであり、町内会であったり、自治会が管理運営をしていることも多い、公共性の高い建物ことです。
また、そこに集まってくる地元の人は高齢者の方が圧倒的に多く、その次に小さなお子さんを持っている女性の方たちではないでしょうか?
そういった公民館は若い日本人はあまり集まらなくなっているのですが、そこに突然若い外国人の方が挨拶に来て、日本語を勉強したいと相談をしたらどうなるでしょうか?
当然、日本人というのが外国人の方にとても親切な人が多いですから、みんなで集まって日本語の勉強を無料で行ってくれるようになります。
また、若い外国人の友人が、頻繁に公民館に出向くことによって、公民館の活性化や国際交流などが始まることになり、教える方も、教えられる方にもメリットが発生します。
そうやって、友好な地元の関係を築きながら、友人は猛勉強を行い、わずか6ヶ月で日本語を話せるようになった訳です。
まあ、完璧ネイティブという訳ではありませんが、普通に会話とコミュニケーションがとれるくらいの日本語力になっていますので、仕事で困ることはありません。
それに、友人は英語などは完全ネイティブですから、同時通訳なども普通にできるようになります。
大変素晴らしい結果ですね。
ぜひ、日本語を勉強したい外国人の方がいましたら、公民館に挨拶に行ってみると良いでしょう。
必ず、地元の皆さんが協力してくれるはずです。日本の良さを体験してみてください。