外国人の東京移住|UR賃貸を契約する際に必要なものとは?

外国人の方が、東京に移住をしようとする際に、一番困るものが住居であり、住居を借りるには職業や連帯保証人が必要である事は、これまでにご説明してきた通りです。

別に日本だけではなくて、外国人が異なる国へ移住しようと思った際に、必ず困るのが現地の住居である事は、世界共通の話です。

しかし、日本という国は、とても外国人の方に優しい国であり、日本国民の多額の税金を投入して建設管理している、UR賃貸の物件であれば、日本人と同等の条件で、外国人の方でも部屋を契約できるといった破格の条件が用意されています。

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日本人がシンガポールとかモナコ等に移住しようと思ったら、UR賃貸のような外国人歓迎かつ、事実上、国営の不動産など世界的にもあまりないのではないでしょうか?

どの国であっても、多くの人が移住したいと思っている国が行っている外国人の対応は、富裕層であったり、特殊な技能を持っている人以外は大変厳しいですからね。

そんなUR賃貸を利用しない手はないのですけど、礼金であったり、仲介手数料、更新料といった、ぼったくりのような費用は一切発生せずに、連帯保証人もいらないといったこれ以上ない条件の賃貸物件とはいえ、最低限の条件といったものがあります。

ですから、外国人に優しい物件といっても、誰でも契約ができるわけではありませんが、こちらについては日本人であっても同等になります。

では、UR賃貸を契約する際に必要になるものとはなんでしょうか?

 

一つ目が、敷金になります。

敷金というのは、賃貸物件を契約する際に家賃の1ヶ月から6ヶ月分くらいを、予め大家であったり、管理会社に預けておくものであり、単純に保証金のようなものです。

金利が全くつかない銀行に、お金を預けていると思っても良いかもしれませんが、退去時に賃貸物件を破損させていた場合は、敷金から減額される事になります。

 

二つ目は、1年分の家賃の前払いです。

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UR賃貸というのは、他の一般的な不動産会社とは異なり、日本国内の年収であったり、納税証明書などが用意できない場合は、家賃を一年分前払いすれば、契約できるといったちょっと変わった契約方法があります。

日本に知り合いもいない、日本で働いた事のない外国人の方は、大抵はこちらの家賃1年間分を前払いして契約する事になるのではないでしょうか?

私の友人も、埼玉県のUR賃貸を契約した際に、敷金と一年分の家賃を前払いして、契約をしたそうですから、まさに外国人向けの物件になりますね。

 

例えば、東京都心のUR賃貸であれば、その家賃は20万円を超える事も珍しくはありませんが、埼玉県のUR賃貸でしたら、家賃は3万円位から普通にありますので、あまり裕福でない外国人の方であっても、特に負担なく契約できるくらいの金額になります。

ただし、日本と比べて、著しく物価の安い国にいる方であれば、3万円の家賃でも高いと感じるかもしれません。

しかし、よほどの田舎の物件を除いて、日本において家賃3万円を下回るような物件は、殆どありませんから、最初にかかるお金は、なんとか頑張って貯金しておくしかありません。

あとは、日本で普通に働けば、3万円くらいの家賃であれば、東京では時給1500円くらいが当たり前ですから、アルバイトであっても支払いに困ることは殆どありません。

 

外国人の方がUR賃貸を契約する際に必要なものは、敷金と1年分の家賃だと思っておけば大丈夫です。

連帯保証人が必要ないだけでも相当ハードルが低くなりますし、礼金、仲介手数料、更新料も必要ない点は、無視できないくらいのメリットですね。

引越し費用であったり、ビザなどの手配にかかる費用、渡航費用、その他の初期の備品を購入する費用は別途ひつようですから、そちらの見積もりもしておくと良いでしょう。

東京で働くにしても、都内よりも埼玉県の方が安い物件が沢山ありますから、交通費や通勤時間を考慮してみて、そちらに問題がなければ、埼玉県を選択するのも良いかもしれませんね。


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Updated: 2015年5月1日 — 2:42 AM