初心者が東京で車の運転をする際に一番怖いのが車庫入れ

地方で車を運転していた人で金銭的な余裕があれば、東京でもそのまま車を運転したいと思うでしょうし、地方で免許だけ取得していた人も、余裕があれば東京で運転をしてみたいと思うかもしれません。

前者の方であれば、東京特有の道路事情や立地に慣れれば、それほど問題はないのでしょうけど、後者の場合は東京で車の運転をする際には特に注意しないといけない事があります。

何度か都内の道路を運転をすれば分かりますが、東京で車の運転をする際に一番注意しないといけないのは、意外も簡単そうに思える車庫入れになります。

この車庫入れが最低限普通に出来ない人は、車の運転に慣れるまで、東京では一人で運転しないほうがよいのです。

ただし、車庫入れ以外の運転については、東京の道路は広い道路が大変多いですから、ナビがあってもわかりにくい場所を運転する以外は、地方の道路よりも容易く運転する事が可能になります。

当然ですが、普通に車庫入れができて、普通に運転ができる人であれば、東京での運転も構造が難しい道路以外は全く問題がありませんし、それも何度か運転をしていると慣れてきます。

 

なぜ?東京では車庫入れが最も難しいのか?

 

東京というのは、奥多摩などを除き、土地が絶対的に足りない為、駐車場のスペースが地方のように広く取れない事が多く、駐車場のスペースだけでなくて、駐車場に移動するまでの運転そのものが難しい事にあります。

立体構造で螺旋状の駐車場敷地内の道路を運転しないと、駐車スペースに到達できないなどは当たり前であり、立体駐車場の場合は、ぴったりとスペースを合わせて駐車しないといけません。

また、地下駐車場であっても、大きな柱が何本もある中、それが視界を妨げるような場所に駐車しないといけない場合は、基本バックで運転をしないといけません。

バックができない人は、この時点でNGですし、東京の駐車場は一度入ると、容易にはでれない事もありますし、公道である道路に出るには、信号無視をしている沢山の人を振り切りながら運転をしないといけません。

とてもではありませんが、東京は初心者が運転できる環境であるとは言えません。

オートマの車で単に前に走るだけで良いのであれば、初心者でも誰でも運転は可能ですが、車で移動する場合は、後ろにバックで走るほうが重要ですので、それができない人は東京の道路では永遠に運転をし続けるしかなくなります。

その場合、車を止めるのは路駐の路側帯限定になってしまいます。

よって、運転に慣れた同乗者と一緒の場合は、簡単な広い道路を運転すればよく、運転が難しい駐車場や、難しい道路の場合は慣れている人に公道の路側帯で路駐をして交代していただくのがベストです。

 

東京の駐車場では高額な車が普通に停車していることが多い。

 

東京の駐車場が初心者の方の運転に向いていない理由として、高額な車が普通にその辺に停車している為、万が一でもぶつけると大変なことになることがある為です。

高額な車とは1000万円、2000万円をはるかに超える、5000万円クラスやそれ以上の車も含みますので、殆ど不動産が走っているようなものかもしれません。

また、高額な車というのは車幅が大きいことが多くて、そういった車の横にバックで駐車をする難易度は高くなる傾向にある為、バックが出来ない人は、怖くて空いているスペースに駐車できないこともあります。

高額な車というのは、車に詳しくない人でも、見れば一目でわかることが多くて、それが黒塗りのいかにも・・・といった車の場合は相当気を使うものです。

ランボルギーニやフェラーリなどが横に止まっていても、その横にバックで車を移動させないといけないのですから、運転が慣れていない人は駐車場こそが一番危険で難しい場所になりますので、必ず運転なれている人を同伴して、都内の運転をするようにしましょう。

その方が精神的にも安心できて、運転に集中できることになります。

Updated: 2015年8月25日 — 8:00 AM