東京で車を保有する方、東京で車を運転する方であれば、必ず覚えておいて欲しいのが、任意の自動車保険には必ず加入しないといけないということです。
自動車保険に加入していなくても別に法律に違反しているわけではありませんから、普通に公道を運転しても全く問題はありませんが、万が一事故を起こしてしまった際は、保険がないと相当な金額を請求されてしまう要素が東京にはあまりにも多いのです。
地方では別に任意保険に加入していなくても、対人以外の事故が起こればご自分の資産を使って賠償することが可能な場合が多いのかもしませんが、東京ではそういった話は当てはまりません。
車同士の物損事故の場合は、100万円以下で済む場合がありますが、それが人身になると数千万円から数億円くらいの賠償金を背負うことになることもあり、そうなってしまうと普通の人では一生かかっても支払いきれません。
民事の場合でしたら、賠償を無視するといった選択肢もあるのですが、そんなことができるのは住所不定の失うものが何もない人か、何をやっているのか分からないような人くらいであり、普通の生活をしている人であれば、それはできませんしやってもいけません。
東京では物損事故でも数千万円から数億円になるケースがある。
地方とは異なり、東京では高額な車がそこらじゅうを普通に走行している為、万が一にもそういった車に衝突をしてしまったり、ノーブレーキで突撃をして大破させてしまった場合は、人身と物損を合わせて、相当な金額の賠償をしないといけなくなる場合があります。
また、高額な車に乗っている人ほど、普通の職業ではない人であることがおおく、もめると面倒な人たちが多いですし、裁判になっても相手はお金をたくさん持っていることも普通ですから、その際には無制限の保険でないと、金額が全く足りなくなるのです。
これで、任意保険に入っていない場合は、もう人生が終了するようなものですし、任意保険に入っていても、お金をケチってしまって、上限付きの保険である場合は、全く金額が足りずに、その分はご自分で負担しないといけません。
ですから、東京で車の運転をする際に任意保険に加入していない車であれば、絶対に乗らないこと、そういった車に乗っている人とは関わらないことが、余計なリスクを減らすことにつながります。
東京で運転をする際でなくても、地方の場合であっても、最低対人と対物は必ず無制限に入るようにしておき、できれば人身障害も無制限で入るようにしておきましょう。
車両保険に関しては、ご自分の車の保険ですから、特に必要はない場合もありますがが、他人にぶつけられてしまった際に、必要になる場合がありますので、余裕があれば最高金額で加入しておくと良いですね。
無制限の保険に加入していても安心できない事情とは?
交通事故の加害者になってしまった場合は、保険に無制限で入っていれば問題ないケースも多いのですが、結構問題なるのが、相手の車両金額が高額な場合なのに、保険会社があまり金額を出さない場合です。
いわゆる、相手の車が古い車だけれども市場の価値が高い車の場合は、相当なトラブルになることや、そういった古くて高額な車に乗っている人は資金力があり、やはり普通の職業でない人も多いため、単純に法律論だけではうまく解決しないことがあります。
その場合に、自動車保険会社によっては、査定金額が実際の修理金額に足りていない場合を保証する契約も用意しているのですが、あくまで一般的な価格帯の車での話であり、極端に高額な金額の古い車では到底対応できません。
そうなると、相手から執拗な罵声を浴びることになり、精神的に参ってしまいますから、仕事やプライベートに与える影響は大きいですし、法律に違反していないといった主張をしていても、車を壊された相手がそれで納得するのは大変困難なのです。
無制限の任意保険に加入していても、東京ではトラブルになることがある訳ですから、その状況下において、任意保険未加入とか、保険料をケチって安く済ませている人は車の運転を控えたほうが無難だと言えます。
当たり前ですが、強制保険である自賠責未加入で車検すら受けていない車で運転をする場合は、法律にも違反していることになりますし、何かあった際は相手からぶつかってきても100%加害者になりますので、絶対にしないようにしてください。