東京で生活をしていると、ある程度の経済環境になれば、それなりの人が車を所有するようになります。
東京では車を持っている人はあまりいないといった考えは間違いで、都内の道路を自分で運転してみればその理由はよく分かります。
全く車に関心がない人でも、家族が誕生すれば、家族を連れて移動する際などに車が必要になることも多く、自分は運転が嫌いであっても、車を購入して、家族の為に利用することになります。
妊娠した奥さんとか小さいお子さんを、安全に病院や指定の場所に連れて行くのは、やはり東京であっても車が便利なのです。
家族サービスする際にも、車があれば、キャンプに行ったり、色々な場所にいったりできますからね。
東京には、電車やバスが沢山あるから、車はいらないのでは?と思っている地方にお住いの人もいるかもしれませんが、それらはあくまで健常者である成人の場合の話です。
妊婦さんとか、小さなお子さんなどは、なるべく人が多い満員電車に乗せたり、すし詰め状態のバスに乗せるべきではありません。
電車がバスが空いている時間でしたら、特に問題はありませんが、通勤時間帯はまずやめておいたほうが無難です。
特にバスに関しては、ベビーカーの主婦とそれ以外の乗客で、過去に色々な問題が発生していて、大抵のバスはベビーカーは2台まで、ベビーカーは畳んでお乗りくださいといった注意書きが必ずしてあります。
混雑するバスの中で、多くの場所を占有するベビーカーを使って、マナーの悪い人が過去に色々と問題を起こしてしまった結果になるのですけど、ご自分の家族にはそのような不快な思いをさせたくはありませんよね。
そうなると、奥さんが自分で運転をして小さなお子さんを乗せるにしても、状況次第では車で移動するのが一番良いことになります。
その際に、東京では地域によって車のナンバーが地方よりも、より多く明確に分かれていて、特定の車のナンバーが人気があり、特定の車のナンバーが人気がないといった状況になっているようです。
地方では、特定のナンバーが人気がある、人気がないといった事はあまりありませんが、東京ではそれがあるんですね。
東京で、一番人気が有るナンバーと言えば、やはり「品川ナンバー」になります。
逆に、東京で一番人気がないナンバーと言えば、伝説の「足立ナンバー」がダントツでしょう。
他の多摩ナンバーとか、八王子ナンバー、練馬ナンバーについては、特にこだわりを持っている人はいないでしょう。
最近では、世田谷ナンバーとか、杉並ナンバーといった新しい東京のナンバーも出来ているようですが、こちらも特に付いていればそれだけの話であり、このナンバーは使いたくないといったこだわりはないのではないかと思われます。
通常、東京でナンバーを品川ナンバーにしたい人というのは、殆どが足立ナンバーの管轄地域の人になります。
その他の地域のナンバーの方は、ナンバー自体にあまり意味を持っている人もいませんし、ついていれば何でも良いといった感覚ですね。
足立ナンバーというのは、あまりに人気がないというより、一部の人たちからはそのイメージの悪さから拒絶反応すら出ている状態ですから、どうしても品川ナンバーにしたいといった人が結構多いんですね。
まあ、足立ナンバーでも、全く気にしない人も沢山いますので、ごく一部の人たちが品川ナンバーにこだわりを持っている感じでしょうけど、やはり足立ナンバー(足立区)のイメージは全国的にも良いものではありませんから、お気持ちはよく分かります。
過去に発生した、日本中を震撼させるような凶悪な事件が多発している地区は、足立区がダントツといったイメージが日本全国に根付いている訳ですから、この部分は否定できないところです。
女子高生コンクリート殺人事件、女性の神隠しバラバラ事件など、異常な事件が足立区で多発しているのも事実です。
ただ、あの神隠し事件の現場になったマンションは、まだ新築だったのに、あのような事件が発生してしまって、大家の方は相当精神的に、経済的にダメージを受けてしまったのではないでしょうか?
足立ナンバーが嫌なので、品川ナンバーにしたい人は、足立ナンバーの車で田舎の実家に戻りたくないといった地方出身の方が多いのかもしれませんね。
次回に続きます。