最近は、かつては日本中のどこでも気軽に見ることができた日本独特の店である「駄菓子屋」といった昔ながらのお菓子を主体に扱っているお店が殆どなくなってきています。
それは、東京に限ったことではなくて地方であっても同じですが、どちらかといえば、東京よりも地方の方が駄菓子屋がなくなってきているのではないでしょうか?
元々、駄菓子自体が子供相手の商売ですし、薄利多売の利益の少ない商売です。
子供の数が圧倒的に少なくなっていて、インターネットのインフラが発達してしまった現在の状況では駄菓子屋が生き残れる条件は大変厳しいと言えます。
かつての日本の子供は、本当にローカルな情報しか得ることができませんでしたから、何かあるたびに駄菓子屋に出向いて、新しいお菓子やおもちゃをこぞって購入したものなのですが・・・。
そのような状況はもうありません。
合わせて、駄菓子屋の経営者の後継者不足であったり、すでに駄菓子屋の経営者が高齢化でお亡くなりになってしまって、お店を閉めてしまった人もたくさんいるのではないでしょうか?
久々に実家に戻ったら、駄菓子屋のあった場所は更地になっていたなどは、普通に聞かれる話です。
子供相手の商売で駄菓子を販売しても殆ど儲かりませんし、商品を買ってくれるはずの子供そのものがいない訳ですから、過疎化が進む地方であるほど、駄菓子屋が営業できる状況ではないようです。
高齢者の方が駄菓子屋に出向いて、駄菓子を買っていくことは殆どありませんからね。
そんな壊滅的な駄菓子屋なのですが、現在の30代以上の方でしたら、子供の頃に食べていた駄菓子をまた久々に食べてみたいとふと思うことも多々あるのではないでしょうか?
もちろん、駄菓子の名前をネットで検索すれば、アマソンなどで普通に購入することあができる商品が多いですから、子供の頃にはできなかった大人買いで、まとめて駄菓子を購入する人もいるでしょう。
しかし、駄菓子をネットで購入すること自体、かつて子供の頃に、駄菓子屋に出向いて、初めて見る駄菓子を手にとって、興奮しながらどれを買おうかと、少ないお小遣いの中から決めていた頃と比べると、全くありがたみがありません。
子供の頃を思い出せばすぐにわかるのですが、駄菓子は直接店舗に出向いて、自分が欲しい駄菓子を手にとって購入するものです。アマゾンでスマートフォンをタップして購入するものではありません。
もし、商品名や商品画像だけを見て駄菓子を購入してるのでしたら、それは駄菓子屋側と同じポジションに近いような仕入れをしているようなものですから、子供の頃に体験した駄菓子屋での記憶とは異なる買い方になります。
やはり、駄菓子屋に出向いて、直接駄菓子を購入するのが良いわけです。
30代を過ぎると、当然お子さんがいらっしゃる方の方が多いわけですから、お父さんやお母さんは、駄菓子屋でこういったお菓子を買っていたんだよ!と教えてあげることもできます。
お子さんとのコミュニケーションも取れますし、一石二鳥とはこのことです。
また、大人買いをしてご自分が食べるにしても、直接大量のお菓子を手にとって、購入するからこそ、楽しみがあるわけなので、それをしないとやはり、駄菓子屋で駄菓子を買っている気分にはなれません。
そんな、子供の頃に特別な記憶があるであろう駄菓子なのですが、地方で駄菓子を購入しようと思ったら、それを扱っているお店自体を探すのが困難です。
しかし、東京では実は、案外簡単に駄菓子が購入できるお店が、すぐ近くにあることが多いので、そちらについてご説明します。
東京で駄菓子を購入する際はマルエツに行くべし!
東京ではマルエツというチェーン店のスーパーがあり、結構そこらじゅうにマルエツの店舗があるのですが、お惣菜がまずいとか、売っている商品が割高じゃないの?といった不満がある人もいるかもしれません。
しかし、マルエツに行くと、結構本格的に駄菓子を扱っていて、専門コーナーがあり、価格も10円から、個数も一個から、ご自分で手にとって懐かしい駄菓子を購入することができるのです。
意外かもしれませんが、マルエツは駄菓子に関しては、他のスーパーよりも一歩先を行っているようですし、案外、駄菓子目当てに集まってくるかつての子供だった30代以上の方もいらっしゃるようです。
東京で駄菓子が食べたいと思ったら、とりあえず、お近くのマルエツに行ってみると良いでしょう。
ただし、すべての店舗で扱っているとは限りませんから、実際に店舗に行かないとわかりません。