ポルシェカイエンが駐車できる立体駐車場|車幅190以上は平置きが基本

最近、都内の道路を運転していると、以前はあまり見られなかった、やたら大きくて特徴的なデザインの車がそこら中で目立つようになりました。

その大きな車というのはポルシェのカイエンという車のことで、カイエンGTSとかカイエンターボといった特定のこだわり層をターゲットにした種類もありますので、ポルシェの本気が分かるような大きなクロカンと呼ばれる4WDの車のことです。

分かりやすく言えば、トヨタのランドクルーザー200という大きな4WDのポルシェ版といったところであり、別に日本人ならランドクルーザー200でいいのではないかと思うのですが、女性の方にはカイエンの方が受けが良いようです。

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ポルシェカイエンは女性に人気で、ランドクルーザー200は男性に人気な車。

 

トヨタの車であっても世界的に人気であるランドクルーザー200になると、価格帯もカイエンとあまり変わりがありませんが、ランドクルーザー200は男性のオーナーさんが圧倒的に多く、カイエンは女性のオーナーさんが多いといった感じですね。

ですから、ご結婚されている方はご主人が好きな趣味的な911のような車を乗っていてドライブを楽しんでいて、奥さんがカイエンの乗って家族全員で移動したり、個人的な買い物で移動したりすることも多いようです。

ご主人と奥さんで異なる車を所有しているご家庭というのは結構普通にありますので、それ自体は珍しくはないのですが、その際の別々に所有している車にポルシェカイエンが含まれている場合は、ちょっと面倒な状態になることがあります。

 

ポルシェカイエンは立体駐車場に駐車することができないのです。

 

例えば、ポルシェ911シリーズでしたら、GT3やGT2に限らず、殆どの駐車場に駐車することができるのですが、ポルシェカイエンだけは別格扱いになり、殆どの駐車場に駐車することができません。

都内の一般的なマンションの場合は、土地の高さやスペースの問題で、かなりの数の駐車場が機械式の駐車場になっていることが多く、それと併用して平置き型の駐車場が用意されていることが普通です。

ポルシェカイエンというのはこちらの機械式駐車場の制約に引っかかることが多くて、殆どの機械式駐車場で駐車することが出来ないのです。

その制約の原因になっているのが、ポルシェカイエンの車両重量と車幅であり、一般的に大型車向けの機械式駐車場の車幅は190cmであり、重さも2トンが最大になりますので、それ以上の大きさの車は駐車ができないんですね。

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ポルシェカイエンはどちらの制限にも引っかかってしまいますので、平置き型の駐車場でないと駐車することができませんし、一般の青空月極駐車場に置いておく車でもありませんから、駐車場の確保が重要なのです。

当然ですが、男性に大人気のランドクルーザー200についても同様ですし、サイズはカイエンよりも大きいですから、余計に駐車場に苦労することになります。

 

マンション内の平置き型の駐車場は駐車場代が高いことが殆ど。

 

そんな感じですから、ポルシェカイエンの所有者である奥さんの駐車場はマンション内の地下平置き駐車場になる訳ですか、ご主人の911の機械式駐車場よりもかなり高額な金額に設定されていることが殆どです。

例えば、機械式が50000円だったら、平置き式は100000円といった感じでしょうか?

そのため、駐車場代の格差でトラブルにならないように、事前に引越し先の駐車場について調べておく必要がありますし、万が一、機械式しかないマンションを選んでしまった場合は、結構苦労されることになります。

ポルシェカイエン、ランドクルーザー200をお持ちの方で、東京に引越しをする方がいましたら、引越し先の駐車場に平置きの駐車場があり、空きがあるのかを確認しておき、空きがあればすぐに仮押さえをしておくことをお勧めいたします。

極端に高額なマンションになる場合は、大抵は一部屋につき、一台の駐車スペースが確保されているのですが、2台の車を駐車するとなると、これまた色々と大変なのです。

 

ポルシェカイエンを無理やり立体駐車場に入れるとどうなるの?

 

ポルシェカイエンの車幅は194cmであり、大型の立体駐車場の最大車幅は190cmですから、わずか4cmの誤差しかないため、ギリギリ入れることができるのでは?と思うかもしれません。

しかし、絶対にポルシェカイエンを契約していない機械式駐車場に対しては、車を入れてはいけませんので、ご注意ください。

無理やり入れた場合は、アラームが鳴り響き、その様子も全て監視カメラに記録されているため、直ぐに防災センターなどが駆けつけてくるかもしれませんし、立体駐車場は車幅だけでなく、高さや重さもチェックしています・・・。

まず、レーンにカイエンが乗らずに、乗り上げる形になるかもしれませんし、バックをしようにも通常、機械式駐車場はバックで移動するようになっていませんから、交通事故などを起こしてしまう恐れもあります。

立体駐車場には、契約していない車以外は駐車してはいけない趣旨が必ず書かれていて、それに同意してサインをして使っている訳ですから、契約を守って、大きな車は平置き型の駐車場を利用するようにしましょう。


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Updated: 2015年8月13日 — 2:56 AM