タワーマンションで多い機械式駐車場のメリットとデメリット

東京都内でタワーマンションを契約する場合等、お金が沢山ある人は平置きの駐車場を契約できるのですが、お金が無い人の場合は残念ながら機械式の時間がかかる駐車場を契約せざるおえない事情があります。

平置きの駐車場の相場というのは安くても8万円前後であり、高い物件になると駐車場代だけで毎月10万円を超えるお金が必要になりますので、普通の人の感覚でいえばマンションのワンルームを契約できるくらいの金額です。

機械式駐車場の場合は大体3万円から5万円前後ですから、平置きの駐車場と比較するうと大変安くなっていますので、これなら普通の人でもなんとか契約できる金額になる上に、台数も多めに確保できますから、タワーマンション等では多くの人が機械式駐車場を利用する事になります。

機械式駐車場のメリットとデメリット

機械式駐車場といえば、自分の車の出し入れをする際に時間が大変かかってしまうデメリットがあるのですけど、車を使わないときは盗難やいたずらなどの被害にあうことが殆ど無いメリットもありますので、どちらを取るかは自分次第。

ただ、高額な都内のマンションであれば、平置きの駐車場でも殆ど万全とも言えるセキュリティーが設置されていますし、隣のスペースともかなりの余裕がある配置になっている為、よほど下手な人以外はドアをぶつけることもありません。

田舎のマンションの場合は、平置きの青空駐車場である事がおおくて、更には隣の車とのスペースがギリギリに設定されている為、普通の国産車であってもドアパンチなどのへこみキズができるなどのトラブルが多いのですが、都内の高額なマンションの場合は平置きの駐車場であってもその様なトラブルは殆どありません。

都内の高額なマンションの平置き駐車場にはメリットしかない？

都内の一定レベルのマンションの場合、車幅200cmのフェラーリであるとかランドクルーザーなどでも余裕を持って駐車場できる様なスペースが前提ですから、それで隣の車にドアをぶつけてしまう様な人であれば、運転免許を返上したほうが良いくらいの話になります。

また、都内の高額なマンションの平置き駐車場というのは、大抵は地下に駐車場が用意されていますから、悪天候であっても関係無いですし、エレベーターで地下駐車場と自宅のフロアまで直通ですから、プライバシーなども守られている為、とても安心感があります。

車のフロントガラスにスモークを貼るのは法律で禁止されていますけど、後方座席にはスモークを貼っても問題ありませんので、自分で車を運転しない場合は、後部座席に座っていれば、外部の人間からは自分の出入りも分かりませんので、プライバシー対策も万全です。

機械式駐車場の場合は、確かに車を出し入れする時間が面倒であったり、同時に駐車場を利用する人がいれば待ち時間が発生して面倒なのですが、車を使わないときは鍵をしなくてもいいですし、窓を開けたままでも良いので、それを考えると長期旅行などが多い方の場合は、少なくとも青空駐車場よりかは大きな安心感があります。

平置き駐車場の半額くらいの金額で利用できる機械式駐車場ですから、車幅や重量、車高などの制限に引っかからない車であれば、待ち時間以外は特にデメリットはありませんので、よほどお金が余っている人以外は機械式駐車場を選択しておいたほうが無難です。