東京湾といえば、江戸時代からハゼ釣りが一種の風物詩のようになっていますが、現在の月島などのタワーマンションが立ち並ぶ都心部であっても、昔ながらの水路が残っている場所でハゼ釣りをしている人を見かけることは普通にあります。
ハゼ釣りは、東京の時代が変わろうとも、本当に庶民の楽しみの一つになっています。
通勤をしている人が沢山歩いているすぐ横で、ラフな格好をしてハゼ釣りをしている人を見かけると、なんだか少し和んだ気持ちになるの人も多いのではないと思いますが、それくらいの気ままなライフスタイルの方が気楽で良いかもしれません。
スポーツフィッシングに該当しないまったりとしたハゼ釣りの楽しさ。
そんな感じで、東京で誰でも楽しめるあまり激しい引きでもありませんから、スポーツフィッシングとは言えない、普通の古典的な釣りになるのですけど、誰でも簡単に低予算で行える釣りな訳ですから、まったりやれば良い感じです。
もし、スポーツフィッシングがしたい場合は、東京湾にはシーバスが沢山いますので、夜中にポイントに行ってルアーで大型を狙うと良い感じです。
東京湾でハゼを釣ろうと思えば、よほど釣り場のポイントを間違えるとか、釣りの仕掛けや餌がおかしい場合を除き、誰でも簡単に短時間で釣る事ができますので、釣りに興味があればぜひやっておいてほしい釣りの一つです。
そこで、実際に東京湾でハゼ釣りをすることになるのですけど、簡単に釣れるハゼを自宅に持ち帰って飼育をすることになった場合、流石に海水を定期的に用意出来ない人もいるかと思いますので、その場合はどうした良いかといえば・・・。
ハゼを複数飼育しても最後に残るのは1匹だけになります。
実際に東京湾でハゼを10匹前後釣り上げて、自宅に持ち帰って飼育をしてみることにしたのですけど、相当大型の水槽を使わないと、ハゼは共食いをしてしまいますので、最終的に残るのは1匹だけになる事が多いと思っておいた方が無難です。
実際に10匹前後のハゼを水槽に入れておいたのですが、隠れ家やバリケードなどは一切水槽内に用意していなかった為、結局残ったのは一番大きな個体1匹だけになってしまって、その他はすべてその大型のハゼが食べてしまったようです。
ハゼは基本的には単独飼育が基本ですから、複数の個体を水槽内で飼育する場合、若干大きめの水槽を用意した上で、土管などの隠れ家を複数用意しておき、餌もきちんと与えておかないと共食いをやり始めますのでご注意ください。
ただ、大型の水槽になると海水を用意するのもしんどいですから、ある程度はコンパクトな水槽になるのではないかと思うのですが、ハゼの場合は30cmから45cmくらいの水槽でよろしいかと思います。
できれば、60cmくらいの水槽が良いのですけど、そうなると飼育水や濾過フィルターの準備はどうしたら良いのか?、60リットルの海水を海から持ってくる訳にもいきませんからね・・・。
次回に続きます。